中国人が尊敬と羨望を向ける「明治維新」、たった40年で列強に並ぶ近代国家に=中国メディア

中国人が尊敬と羨望を向ける「明治維新」、たった40年で列強に並ぶ近代国家に=中国メディア
中国では、日本はたった40年ほどで遅れた農業国から列強に並ぶ近代国家へと、全く違う国に生まれ変わったとして「明治維新」の変化を高く評価している。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)
 日本を大きく変えた明治維新。中国では、この「日本の成功」を称賛し、なぜこれが中国ではできなかったのかとたびたび議論されるが、それにはいくつかの理由があったという。中国メディアの快資訊は14日、日本の明治維新が成功した理由に関する記事を掲載した。

 記事は、日本で明治維新が成功したのには3つの理由があると分析している。その1つが「国民性」だ。「他人との和」を大切にする日本人は、集団意識が強く、認識や目的を共有しやすいため、西南戦争はあったものの、大きな分裂や内戦が起きることがなかったという。

 さらに、当時の「国際情勢」も日本にとって有利に働いたと指摘。ペリー来日から10年足らずで米国では内戦がぼっ発し、ロシアもトルコと戦争中で日本とは1875年に樺太千島交換条約を締結している。ヨーロッパではプロイセン=フランス戦争がぼっ発するなど、大国が日本の改革を妨害する状況でなかったことが大きかったと分析した。

 3つ目として記事は、全面的に近代文明を受け入れたことが成功の鍵だったと分析。あれだけ叫んでいた攘夷を、討幕と同時にあっさりと放棄し、欧米の制度を取り入れるために岩倉使節団をヨーロッパに派遣したと指摘した。この岩倉使節団は、発足したばかりの明治政府のトップが軒並み参加して、長期間日本を留守にしたという異例の使節団で、当時の明治政府がいかに近代文明の導入に必死だったかがうかがえる。

 記事は最後に、日本はたった40年ほどで遅れた農業国から列強に並ぶ近代国家へと、全く違う国に生まれ変わったと感心しつつ称賛した。中国では、基本的に反日感情があるものの、明治維新に関しては尊敬と羨望の目で見ているようだ。明治維新がなかったら、今の日本はなかったというのは本当のところだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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