「百聞は一見に如かず」ということわざが示すとおり、一度も訪れたことのない国や地域について思い違いをしていることは非常に多い。中国メディアの快資訊は26日、日本を訪れた中国人旅行客が日本人と交わした会話を紹介する記事を掲載した。


 記事はまず、中国人の多くは旅行が好きで、近年では国内に限らず海外を訪れる人も大勢いると紹介。現に、日本を訪れる中国人は増加しているが、逆に中国を訪れる日本人はさほど多くなく、「多くの日本人は中国について誤解しているだろう」と主張した。

 続けて、日本を訪れた中国人観光客が日本人と交わした会話を紹介。その日本人は中国人に対して、「中国では至る所にゴミが散乱しているんでしょ」と言ったことを紹介し、それに対して中国人は、「なぜそのように思うのか?」と尋ねたところ、日本人から「日本ではそのように報道されている」との答えが返ってきたと伝えた。

 これについて記事は、中国人観光客が日本人の誤解を解くため、中国の様子を写した写真を見せたところ、日本人から「情報に騙されていた」という答えが返ってきたことを紹介し、多くの日本人に中国を訪れてもらい、本当の中国の姿を肌で感じてもらいたいものだと結んでいる。

 中国は非常に広い国土を持っている。
大都市では日本よりも近代的な街並みとなっているエリアもある。一方、ゴミが散乱している場所も間違いなく存在していて、中国人旅行客が日本人に見せた写真も断片的な中国しか写していないと言える。実際には中国には清潔で現代的な場所もあれば、ゴミが散乱している場所も数多くあるというのが現状だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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