記事はまず、日本の若い女性は季節を問わずにスカートを履いて、足をさらけ出す傾向にあるが、中国では夏になると男性が裸でうろうろしていると紹介。中国でもスカートを履く女性は大勢いるが、冬は絶対にスカートを履かない人が多い。これは中国では体を冷やすことは万病の元と考えられているためだ。また、日本では街中など公衆の面前で上半身裸になる男性はまずいないが、中国では夏になると上半身裸になったり、Tシャツなどを捲り上げてお腹を晒して歩いている男性が非常に多くみうけられる。
次は、買い物をした時の日中の違いだ。記事は「日本では売り手側が買い手に対して『ありがとうございました』と言うのが普通だが、中国では買い手側が売り手に『ありがとう』と言うのが普通」と紹介した。中国の場合は必ずしも買い手側が売り手に謝意を示すわけではないが、これは中国が過去に計画経済を導入していて、売り手側の立場の方が強かった時代の名残と言えるだろう。
続けて、普段の会話時における声量の違いだ。日本人は中国人同士の会話を「口論」と勘違いすると紹介する一方、中国人は日本人同士の会話について「秘密の話をしている」と勘違いすると指摘した。中国人は周囲をあまり気にしないうえ、声も大きく、抑揚のある中国語ならではの発音のせいもあって、中国人同士の普通の会話であっても「口喧嘩をしているのではないか」と勘違いしてしまう日本人は多いようだ。