記事はまず、日本がいかに自動車生産大国かを紹介。技術面でも車種の多さでも世界の先端を行っており、コスパは最強、優秀な技術者も揃っていると絶賛した。では「なぜ高級車が少なく、軽自動車ばかり」なのだろうか。
中国人の感覚からすると、日本メーカーが次から次へと洗練されたデザインの高級モデルを発売するため、日本はそうした車ばかりだと思うようだ。しかも平均収入は中国よりもずっと高いのだから、より大きくて高級な車に乗るべきなのではないかとしている。
しかし、実際のところ、日本では軽自動車が多い。記事では駐車場の写真をいくつか掲載しているが、確かに軽自動車や小型で燃費の良いハイブリッド車が多く写っている。筆者は、「本当にここは日本か」と思ってしまったそうだ。
記事はその理由を、日本では自動車の「維持費が高い」ためと分析。高級車は税金が高くて燃費も悪い。
日本では、高級車に乗っているからと言って尊敬されるわけではなく、軽自動車に乗っているからと言って肩身が狭いわけでもない。むしろ節約になるので軽自動車は人気で、節約したお金で好きなものが買えるという考え方なのだと紹介している。中国ではメンツを保つために無理をして高級車を買う人が少なくない。むしろ、他人を気にせず自分に合った自動車に乗ることのできる日本のほうが、生活しやすいと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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