ミャンマー人労働者の間で、労働先として日本の人気が高まっているという。2018年には約22万8000人のミャンマー人が9カ国へ労働者として出向いたが、日本はそのうち4番目に多い国だった。
最多は20万人のタイ、次いで、マレーシアの約2万2000人、韓国6000人、日本4000人と続いた。中国メディアの快資訊は16日、ミャンマー人労働者の間で最近では韓国より日本の方が人気になっていると伝える記事を掲載した。

 記事によると、入管改正法により日本がミャンマーからの労働者の受け入れに積極的になったため、韓国への渡航を希望していた一部のミャンマー人が日本への出稼ぎを希望するようになっているという。また、韓国での仕事が不安定であることもその要因の1つとなっていると指摘。そのため、今年は韓国への出稼ぎに必須である韓国語能力試験自体が実施されなかったそうだ。

 ある韓国語教室に通っているミャンマー人は、仲間数人とともに日本語教室に変えようとしていると語ったという。
日本と韓国では、消費も収入も大差なく、日本が今年採用人数を増やしたのを知り、希望国を韓国から日本に変えようと思っていると伝えている。

 文政権の韓国では、経済成長が鈍化し景気が悪くなっていると言われるが、こうした状況からも、韓国経済の厳しさを知ることができる。人手不足が問題になっている日本からすると、外国人労働者は貴重な戦力だ。ミャンマーからの労働者は増える傾向にあるようだが、日本としても受け入れ態勢を整えていく必要があると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


【関連記事】
中国高速鉄道と新幹線は「どちらが優れている?」 好奇心を抱く中国人=中国メディア
日本の農村の家を見て思う「豪華ではない。だが、整然としていて清潔」=中国メディア
インドで体験した親日感情、「インドだけじゃないぞ、東南アジアはどこも同じだ」=中国
日本人は中国人をどう思ってる? 「知る機会がないから逆に興味が湧く」=中国
まったく解せない! 新幹線はなぜ営業速度「世界一」を我が高速鉄道から奪おうとしないのか=中国