中国メディアの蘋果論壇は16日、「日本人のナンパ文化」に関する記事を掲載した。記事は、「女性が道端などに立っていて、連れの男性がいなければ、それだけでナンパされることがある」、「日本人女性であれ女子留学生であれ、その年齢や体型にかかわらず、みんなナンパされる可能性がある」と、驚きを込めて紹介している。ある調査によれば、日本人女性の80%が一度はナンパされた経験があるという。
記事はさらに、ナンパの聖地として知られる東京・銀座コリドー街で、美女の協力のもと行った実証実験の結果を紹介。それによると、彼女は5分も経たないうちに次々と声をかけられたそうで、ナンパしてきたのは独り身の男性1名、男子学生2名、酔っ払い3名、サラリーマン2名だったという。
記事は、「中国では、もしナンパしてくる男性がいれば女性は警戒心を働かせ、まず相手が詐欺師ではないかと疑う」と指摘。「日本人はナンパがきっかけでデートしたり、付き合ったり、結婚する人も少なくない。だが中国では、ナンパは軽薄な行為と見なされ、ましてや恋愛や結婚の対象にはならない」と、両国の文化的な違いを考察しつつも、「もしナンパされることで自分の価値を再確認したい女性がいれば、日本へ行って試してみるといいかもしれない」と勧めている。
日本でもナンパに対する考え方には大きな個人差がある。自分にその気がないのにしつこくナンパされれば、多くの人が不快や怖さを感じるだろう。
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