日本製品が起死回生を果たし、わずか5年で米国を超えた理由=中国メディア

日本製品が起死回生を果たし、わずか5年で米国を超えた理由=中国メディア
中国メディアは、「日本製品がわずか5年で米国を超えた理由」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)
 戦後の荒廃から一転、一時は世界第2位の経済体にまでなった日本。これには、日本人の勤勉さやまじめさに加えて、日本人に品質を高めることを教えてくれたある米国人の存在が大きかったようだ。中国メディアの今日頭条は26日、「日本製品がわずか5年で米国を超えた理由」と題する記事を掲載した。

 この男性は「品質の父」とも呼ばれるW・エドワーズ・デミング氏だ。デミング氏は統計学者として日本に招かれ、占領下の日本の国勢調査のアドバイザーとして活躍した。戦後の日本製品は「安かろう悪かろう」の三流製品と見られていたが、1960年代から70年代にかけて、自動車やテレビ、半導体、航空機など様々な分野で頭角を現し、「起死回生に必要としたのは実質たったの5年だった」と記事は紹介している。

 記事は、デミング氏が「品質」の概念とその重要性を教えてくれたと紹介。有名なものでは、PDCAサイクルという考え方がある。これは、計画、実行、評価、改善の頭文字をとったもので、デミング氏はこの4つのサイクルを回しながら品質を向上させていくことを日本に教えたと紹介した。この意識改革は、日本製品の品質改善に大きく貢献し、高度経済成長を支えたと言っても過言ではない。記事は、品質管理の理念ができたことで、日本企業が品質の高さを追及する匠の精神を創り出すのに成功したと称賛している。

 これに対して、中国は戦後、コストを下げて生産量を増やすことに重きを置いてしまったので、「日本とは逆の方向」に進んでしまったと違いを分析している。記事は、この方法では短期的には儲かるかもしれないが、研究開発が後手に回り、新商品が出ると数日後にはより安い類似品が出回る結果となり、このままでは研究開発もイノベーションも永遠に無理だと指摘した。

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