記事がまず紹介したのは「トイレ」だ。公共トイレでさえとてもきれいでトイレットペーパーは十分にあり、各種機能が付いていると紹介。地面にごみが散乱し、壁にはいたずら書きがあって、便座は座れないほど汚れており、虫もいて悪臭を放つ他の国のトイレとは大違いだと指摘している。
また、「自分のごみは自分で片付ける」習慣や、「果物がきれいに包装」されて店に並んでいること、「あちこちに自動販売機がある」ことも紹介した。
また、「子どもたちが自分の出したごみを自分で片付ける」ことも印象的だという。フードコートなどでは自分で片付けるのがマナーで、日本では子どもたちでさえテーブルを拭いてトレーを返し、ごみを捨てることができると称賛。外国ではなかなか見られない光景だ。
さらには、「公共の交通機関には列を作って順番に乗る」、「電車内が静か」、「バスの運転手がフレンドリー」、「エレベーターには本当に必要な人を優先して乗せてくれる」など、公共の場所でのマナーに感動するようだ。電車を降りるときに乗る人が左右に分かれて待っていてくれるのを、レッドカーペットを歩く有名人みたいだとユーモアを込めて紹介している。
最後に、日本のサービス業の質の高さについて「チップを渡さなくても女王様扱い」と紹介。海外ではサービスに対してチップを支払うのが常識だが、国によってはチップを支払っても相応のサービスが受けられないこともある。しかし日本では、チップが必要ないのにサービスの質が高いと称賛している。
日本はいろいろな面で、旅行先としての魅力にあふれているようだ。この記事に対しても、「日本が良いのは認めざるを得ない」と賛同する声が並び、「中国はいろいろとだめだ」と反省し日本を見習おうと呼びかける人も多かった。日本は、年間の外国人観光客4000万人を目標にしているが、旅行客から高い評価を受けている日本は、この目標も達成できるに違いない。
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