日本の学校給食を視察した中国人が感じたこととは=中国メディア

日本の学校給食を視察した中国人が感じたこととは=中国メディア
中国メディアは、中国の食品関係者などが日本の学校給食の実態を視察するために訪日したことを紹介し、中国と日本の学校給食を比較したうえで、中国が日本に学ぶべき点を考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)
 中国では一部の小中学校で給食制度が導入されているが、安全な食事が提供されているとは言い難いのが現状だ。2019年3月には四川省成都市の学校給食で、カビが生えた食材や腐った食材が混入していたことが発覚し、中国で大きな問題となった。

 中国メディアの騰訊は14日、中国で学校給食について関心が高まるなか、中国の食品関係者などが日本の学校給食の実態を視察するために訪日したことを紹介し、中国と日本の学校給食を比較したうえで、中国が日本に学ぶべき点を考察する記事を掲載した。

 記事によれば、視察に訪れた中国人一行はまず給食センターを訪れ、そこで中国との違いを認識したという。中国の給食センターであれば「室内の空気の質が制御できておらず、微生物が漂い、虫や埃が入り込んできてもおかしくないような建物」であると指摘する一方、日本の給食センターはそのようなことはなく、異物が給食に混入することもほとんどないことを紹介した。

 一方、日本ではセンターで作られた給食が各学校に配送される場合、密封して配送する必要はなく、給食の調理や配送に関する法的な基準は「中国より厳しくない」のが現状だったと指摘。日本では「まったく死角のない基準」を無理に制定するのではなく、安全性を担保できるだけの基準を制定し、その基準をしっかり守ることで安全・安心な給食を提供していることを指摘した。

 また記事は、日本では子どもが必要とする栄養とカロリーを計算したうえで献立が考えられていると紹介し、日本の学校給食を中国のネット上で紹介したところ、中国のネットユーザーからは「自分の子がこんな給食を出す学校に通っていたら、すぐに転校させる」といったコメントが寄せられたことを紹介。中国の保護者は「山盛りのご飯をお腹いっぱいに食べることが良い」という固定概念を持っている人が多いと指摘する一方で、大量の給食は子どもの肥満や資源の浪費につながると指摘した。

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