中国メディア・東方網は24日、日本を旅行した際に利用したタクシーで心温まる体験をしたとする記事を掲載した。

 記事は、日本の地理や交通機関についてよく分からなかったため、日本の空港に到着するとすぐにタクシーに乗って宿泊先のホテルまで移動することにしたと紹介。
まず乗車前に、日本のタクシー車両がとてもきれいであること、そして車内のシートがシミ一つないほど真っ白だったことに大きな印象を覚えたことを挙げ「思わず自分の靴を見て、汚れていないことを確認して安心して乗ることができた。日本ではタクシーまでもがこんなに清潔だとは」と感想を綴っている。

 また、実際に乗車してしばらくすると、あまり道に詳しくない運転手に当たってしまい、道に迷ってしまったと説明。道に迷ったことに気づいた運転手はしきりにこちらに謝り続けるとともに「すぐにメーターを切ってしまったのだ」とした。そして約10分ほどしてようやく目的地のホテルに到着すると、運転手は一銭も請求しなかったと伝えたうえで「誠意ある行為に、異国の地で大きな感動を覚えた。礼儀の国というのは名前だけではないのだ」と評した。


 記事はさらに「温かみを覚えたのはこれだけではない」とし、日本旅行中に道を尋ねた相手は基本的に親切に道を教えてくれ、言葉がなかなか通じない時には直接連れて行ってくれることさえもあったと伝えている。

 そして、「日本で遭遇した小さなエピソードは、いずれも思いやりを強く感じさせるものだった。自分が見て触れた日本人は全体の一部かもしれないが、それでも外国人はこういった小さなエピソードを通じて、日本という国や日本人に対するイメージを持つことに違いはないのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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