日本で起きた不動産バブルの崩壊、「中国でも同じことが起きるのか」=中国メディア

日本で起きた不動産バブルの崩壊、「中国でも同じことが起きるのか」=中国メディア
中国メディアは、日本のバブル崩壊後に起きた住宅価格の下落を紹介する記事を掲載し、「中国でも同じことが起きるのではないかと懸念する声があがっている」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)
 中国では近年の急激な経済発展によって物価が上昇し、都市部では住宅価格が高騰した状態が続いている。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本のバブル崩壊後に起きた住宅価格の下落を紹介する記事を掲載し、「中国でも同じことが起きるのではないかと懸念する声があがっている」と伝えた。

 記事はまず、1980年代から1990年代にかけての日本でバブルが発生した際、「日本人は不動産を買いあさり、価格が高騰した」と紹介。だが、バブルが崩壊すると、日本の不動産価格は急落し、借金をしてまで不動産を購入していた人が多く見られ、不良債権問題が深刻化したと紹介し、かつての日本と同じように不動産バブルが起きていると言われる中国でも「同じことが起こるのではないか」と懸念する人は多いと論じた。

 一方、過去の日本と現在の中国では不動産を取り巻く状況が大きく異なっているゆえ、日本の事例をそのまま中国に当てはめることはできないと主張し、その根拠として、日本のバブルは経済成長の「終盤」に起きたものだが、中国は経済成長の途中であり、まだまだ不動産の需要が拡大していくためだと主張した。

 だが記事は、中国は日本のバブル崩壊から学べる点があるのも事実だとし、中国はバブルを崩壊させるのではなく、圧迫するように元の価格に戻していくようにする必要があり、ハードランディングだけは避けなければならないと指摘した。

 中国では投資目的に不動産を購入する人が多く、都市部を中心に不動産価格が高騰している。都市部に住宅を購入しようと思っても、高額すぎて購入することができない人も多いのが現状だ。記事は、中国の不動産需要は拡大していくと主張しているが、誰も住まないまま買い手も見つからないマンションは多く、不動産市場がこのまま拡大していくかは不透明な状況となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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