中国メディア・東方網は11日、米アップルがiPhone11を発表するとともに、今回も日本のネットユーザーからおもしろい「ツッコミ」が続々と飛び出したとする記事を掲載した。

 記事はまず、新しく発表されたiPhone11シリーズの外観や価格を紹介。
特に目新しい機能はなく、カラーバリエーションが豊かになったこと以外では、カメラの性能がアップしたことが一番の注目点になったとした。

 そのうえで、iPhoneが圧倒的な市場シェアを持つ日本のネットユーザーからは「新型カメラの発表会のようだった」、「期待していなかったので、バッテリーの使用時間が伸びたのが魅力」など、比較的冷めた感想が見られたことを伝えている。

 そして、日本のネットユーザーの間ではもっぱら、背面に配された3つの大きなカメラレンズからなる独特な形状に対する議論が起こり、ネット上で似た形状を持つ製品やアニメ、ゲームのキャラクターの画像が次から次へと張られていったことを紹介し、ドラゴンボールの天津飯、天空の城ラピュタのロボット兵、電気シェーバー、マリオシリーズに登場するムーチョ、装甲騎兵ボトムズのスコープドッグなどの「類似画像」を掲載した。

 記事はさらに、少なからぬ日本のユーザーから、かつてiPhoneが強みにしていたデザイン性の高さが失われつつあるとの声が寄せられ、「アップルは昔のアップルを忘れてしまった」とさえする意見もあったと紹介している。

 かつては発売のたびに大騒ぎをしていた中国では、国産スマホの台頭もあってiPhone人気は完全に下火となった。日本での「iPhone神話」が崩壊することがあるのだろうか。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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