中国の教育環境は日本とはいろいろな面で異なっている。通常、大学生は学校の寮に入って生活し、日本の多くの大学生のように外で部屋を借りて住む人はあまりいない。そして、多くの学生が親の仕送りで生活している。
そのためか、記事は「日本の大学生は生活費や学費を稼ぐためにアルバイトをしている」と驚きをもって紹介。日本では親の世代の貧困化が進み、学費も高くなっているため、「アルバイトで学費を稼がなければ学校にいけない」と伝えた。
また記事は、日本では飲食業などでこうした学生のバイトがいなければ成り立たない企業も多いと指摘。日本の人手不足は深刻で、そのために倒産する企業もあるほどだ。人手不足なので労働時間も長くなりがちでブラック化しているものの、学生自身がアルバイトにやりがいを見出すことも多く「学費を稼がなければならない学生」と「人手不足の企業」が補い合っている現状があると紹介した。
記事は結論として、学費の心配をしないで済む「中国の学生は幸せだ」と主張している。
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