中国メディア・東方網は12日、「どうして日本の大阪は、こんなにも外国人を引き付けるのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本を訪れる外国人観光客の間で最も愛されている都市が大阪であるとし、昨年のデータでは年間3000万人以上の訪日外国人観光客のうち、約3分の1にあたる1141万人が大阪を訪れたことが明らかになっていると紹介した。


 そのうえで、大阪が持つ魅力の1つめとして、道頓堀や心斎橋に代表されるネオン街を挙げた。アジアの都市ならではの賑やかさ、華やかさを持つ大阪のネオン街は、日本を訪れる外国人観光客が一度は目にしたい「3大景観」の1つなのだと伝えている。

 次に、大阪人の性格も多くの外国人観光客を呼び込む要素の1つになっていると説明。大阪の人は人懐っこく、人情味があって親切で、話しがしやすいとした。

 さらに、天下の台所と称された商業の街にふさわしく、東京などでは味わえない大阪ならではの買い物の楽しさもあるとした。大阪には個人経営の店が多く存在し、チェーンの小売店ではお目にかかれないようなレアアイテムに遭遇する可能性があること、そして、特に中国人が好む値切りの文化が大阪にはあることを紹介した。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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