中国メディア・東方網は22日、中国市場において高品質で定評のある自動車の変速機ブランドトップ5を紹介する記事を掲載した。

 記事は、自動車において最も重要な部品として多くの人がエンジンを挙げるとしたうえで、エンジン以外にも変速機の良しあしが自動車の快適性を大きく左右するとした。
そして、現在中国市場において高品質で知られる変速機ブランドのトップ5を紹介している。

 第5位は、米国のアリソンだ。記事は、自家用車には基本的に用いられないために多くの人がその名を知らないとする一方で、大型トラックの世界ではアリソンの変速機が最も大きな存在であると伝えた。

 第4位は、ベルギーのパンチ。同ブランドの無段階変速機(CVT)が長安、海馬、奇瑞、現代起亜など多くの中国、韓国産自動車に利用されているとした。

 第3位は、日本のジヤトコの変速機である。
ジヤトコは世界の3大オートマチックトランスミッションメーカーの1つであり、日産やマツダ、三菱など多くの日本ブランド自動車に搭載されてきたと紹介している。

 第2位も、やはり日本のアイシンだ。同ブランドの変速機はトヨタの自動車に搭載されており、トヨタが筆頭株主になっていると紹介。トヨタ以外にも、長安汽車などの中国ブランド車もアイシンの変速機を使用していると伝えた。

 そして第1位は、ドイツのZFフリードリヒスハーフェンだ。世界を代表する変速機メーカーの1つであり、BMWやポルシェ、ジャガーといった高級車に多く採用されているとするとともに、「その性能は並々ならぬものがあり、まさにナンバーワンにふさわしい」と評している。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


【関連記事】
オリンパスが韓国カメラ事業撤退・・・また一つ、大きなカメラブランドが消えるかもしれない=中国メディア
カーエアコンの悩ましい問題、解決したのは日本の車だった=中国メディア
わが子が転んだ時の反応、日本と中国の親ではこんなに違った!=中国メディア 
日本選手を飛び蹴りした中国選手の謝罪に対し、日本人が放った一言が正解過ぎて痛かった! 
在日中国人が紹介・・・観光客がいない京都は、こんな感じになっている=中国メディア