
日本在住という中国人の配信者は、日本の農村部を撮影しながら「押しボタン式信号機」について紹介し、これこそ交通事故を減らす「神器」ではないかと主張した。押しボタン式信号機は交通量は比較的多いが歩行者が少ない所によく設置されており、配信者は「ボタンを押せば数秒で歩行者用の信号が青に変わる」と実際に押して道路を渡って実践して見せた。「これで安心して横断できる」と解説している。
歩行者が横断する必要がある時だけ信号を青にできるため、配信者は「このような信号機の設計は、省エネで効率的だ」と称賛。中国には「押しボタン式信号機」がほとんどないが、その理由として配信者は、「これは人が少なく車が多い所で使うもの」と分析。中国は人が多いので効率的ではなく、中国の場合は地下道や歩道橋の方が効率的だと指摘した。
この動画を見た中国のネットユーザーからは、「中国の農村にもこれを付けたらいいと思う」と賛同するコメントがあったが、「これは国民全体の民度が高くなるまで待たないと」という意見もあった。横断するつもりもないのにむやみに押す人や、信号を守らない車がいるということだろうか。また、「日本はいろいろな事がよく行き届いている。中国は人が多いからこんな信号があったら車が進めなくなる」というユーザーもいた。