
動画ではまず「新大阪駅には多種多様な店がテナントとして入居していて、非常に充実している」と紹介。1階にはレストラン街があり和洋中何でも揃っていて、2階には売店・カフェ、3階にはコンビニなどがあり、新型コロナウイルスの流行前はここで土産物を買う外国人旅行者でごったがえしていたと伝えている。中国では駅に店は少なく、しかも料金が高いので、乗客は大抵駅に来る前に土産物や食事などを購入しておくものだ。
さらに、改札口は中国とは違って好きな時に自由に入れると紹介。中国では発車時刻の15分前から改札が開くのだが、それまではホームに入れないので、改札時間になると長蛇の列ができる。乗客の利便性よりも管理のしやすさを重視しているのだろう。また、動画ではホームで駅員がお辞儀をしてあいさつしている様子が映っており、「日本のサービス業ではこれが標準だ」と伝えている。
これを見た視聴者の多くは、新大阪駅がきれいなことに着目。「どこもかしこも掃除したばかりのようだ」という人もいた。また、「駅が市街地にある」ことを高く評価する声も多かった。中国では高速鉄道の駅を郊外に建設していることが多く、「駅に着いてから、市内に入るのにバスで1時間かかる」と不便さを指摘する人や、日本の駅は「ショッピングモールと一体化していて、便利で細かいところにまで配慮がある」と称賛する人も目立った。