記事は、近ごろ動画投稿サイトなどで同市の「日本街」が注目を集めており、現地には各種の日本文化がちりばめられ、道路の両側にある商店も日本語で書かれているほか、通りには和服を着た若い人の姿も見られると紹介。
また、「日本街」は以前から存在したものの、従来は日本の雰囲気がそこまで強くなかったと説明。近ごろ行われた街の改修によって日本テイストが強まり、同市の新たな「網紅」(ネット上で人気の)スポットとして多くの若者が押し掛けるようになったと紹介している。
一方で、より「日本化」したこの街が注目を集めると同時に、その是非を巡る議論も巻き起こったとし、多くのネットユーザーが「日中間には忘れ得ぬ歴史があるのに、国内にこのような日本テイストに満ちた通りを作るというのは、風刺以外の何物でもない」との認識を示していることを伝えた。
記事は、「日本街は文化の交流か、はたまた悲痛な歴史の忘却なのか」とした上で、文化交流の観点から見れば、日本に行ったことがない中国人が日本を知り見識を深めることができる場所であり、決して悪いことではないとしつつ、「革命烈士に対するリスペクトに欠ける」との意見もあると紹介。その是非については一概に決めることはできず、それぞれの考え方があって然るべきだとする一方で、「外国の文化を学ぼうとする姿勢は悪くない。
【関連記事】
中国にある日本人に溢れた街と、韓国人に溢れた街 それはどこ?=中国メディア
30年前のバブル崩壊で悟ったことを守り続ける日本人=中国メディア
残念・・・日本で取り沙汰されたことで崩壊した「日本一番街」=中国メディア
日本より森林カバー率がはるかに低いのに、中国が森林分野で評価されるのはなぜ?
日本にはまだまだ中国より優れている分野がたくさんある=中国メディア