
動画によれば、台湾人は「日本の地名」や「日本人の名前」を使うのが好きだとして、「軽井沢」という鍋料理の店や、「久石譲」というビル、さらには「夏目漱石」という高級住宅地もあると紹介した。久石譲さんといえば、日本を代表する作曲家だが、日本人の著名人の名前をビルや店の名前にしてしまうような事例は枚挙にいとまがないほどに「多い」のだという。
実際、台湾には他にもたくさんの日本の有名人や地名などが建物の名前に採用されており、音楽プロデューサーの小室哲哉さんの名前や、江戸幕府を開いた徳川家康、さらには東京港区の地名である「表参道」といった名前の建物もあるようだ。このような名前を中国の建物につけるなら、猛反発を受けることが想像でき、まずあり得ないことと言えるだろう。
では、なぜ台湾人は「日本にちなんだ名前を付けたがる」のだろうか。台湾のテレビ番組では「日本にちなんだ名前は発音した時に気品が感じられる」という意見が出ていたが、もしそれだけが理由ならば、中国国内でも同じようなケースが多発していてもおかしくないはずだ。そう考えると、台湾の人びとが好んで日本の名前を使用するということは、それだけ日本に対する愛着があり、親日感情を持っていることの表れなのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
何かがおかしい! 中国人が「日本の夏の満員電車」で違和感を覚えたワケ
旧満州に現存する「日本人が建てた家」、中国人が称賛してやまない理由
これが靖国神社なのか! 中国ネット民たちが驚いたこと
日本が強国になったのは「必然」、日本を強くした日本人の「ある特性」
多くの中国人が日本に来たまま「国に帰りたがらない理由」=中国
当時の記事を読む
-
移民できるなら日本に住みたい?尻込みする台湾人、その理由は…―台湾メディア
-
台湾で日系車が多いのは当然だ! 台湾は日本を何より愛しているのだから=中国ネット
-
日本の住宅は中古でも「中国の新築より耐久性ありそう」と言われる理由
-
台湾のコンビニはまるで日本みたい! 日台はコンビニに求めるサービスが似ている?
-
火鍋店におかしな外国人2人「ジャッキー・チェンが座った椅子を売って」、断るとカンフー披露―中国
-
香港人女性が語る、「日本旅行が大好き!」な香港人が多い理由
-
「14億人のうち死んだのは4000人、誰も死んでないのと同じ」=中国人学者の発言に批判
-
日本の夕方が持つ、日本独特の「優しい時間」=中国メディア