
記事はまず、F22がいかに高い性能を有しているかを紹介。優れたステルス性があり、機動性が高く、アフターバーナーを使用しないで超音速巡行ができると指摘した。また攻撃力も強力で、アクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーを装備していて、各種能力を考えると総合的な能力は極めて高いという。
このような優れた性能を持つF22は、「当然のことながら日本のニーズを満たすことができ、日本からしても喉から手が出るほど欲しい戦闘機だろう」と分析。しかし、実際に米国がF22を日本に売却することは難しいだろうとの見方を示した。
その理由として記事は、「生産ラインがすでに閉じられていること」を挙げた。設計図や資料、工具などは残っていても、生産再開のコストと難易度は高く、米国がその費用を負担することはないため、売却するとしてもその値段はかなり高額になることが考えられるという。そして、日本の現在の経済状況からするととても負担できるものではないと論じた。
実際、日本ではF22の売却という報道はなく、中国のネット上で盛り上がっている話題の1つに過ぎないのだろう。とはいえ、中国はそれだけ日本の空軍力が増強されることを恐れているということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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