
記事はまず、日本の女性は自分の国のことが大好きであるのに対し、中国の女性は外国のものに憧れる傾向があると紹介。その例として、中国の女性は海外旅行に行くと必ず写真をたくさん撮ってすぐにSNSのタイムラインに公開するのに対し、日本の女性はあまり外国に対する興味を持っておらず、むしろ自国である日本に対する強い愛着を持っているとした。
現状ではそのように見えるかもしれないが、日本人も高度経済成長からバブル期に至るくらいまでの時期は外国に憧れる傾向が強かった。作者が「日本人は自国が好き、中国人は外国が好き」という印象を持った背景には、日本人が国産品を好んで購入するのに対し、中国人が輸入品をもてはやすという傾向もあるかもしれない。
次に挙げたのは、日本の女性は子どもを教育する上で果敢にチャレンジさせ、失敗したとしても成長の糧にさせるのに対し、中国の女性は試練や困難、衝突から避けるように子どもを教育するという点だ。また、中国の女性にとってプレゼントは「受け取るもの」であるのに対し、日本の女性にとっては「送り合うもの」であり、考え方が異なるとも紹介。その例として、日本のバレンタインデーに「お返し」のホワイトデーが存在することに言及している。
また、日本の女性は比較的婉曲的な表現を好み、何かに反対する場合に相手をできる限り傷つけないように慮って伝えようとするのに対し、中国の女性の多くはスパッとしたストレートな性格であり、イヤなものは直接「No」と伝えるとした。