日本では子どもの通学に際して保護者が送迎する必要性はほとんどないと言えるが、中国では送迎が当然のこととなっており、下校時間になると学校の正門は、迎えに来た保護者で付近の道路が渋滞するのが日常の光景となっている。

 これは、多くの保護者が「子どもの誘拐」を心配していることが主な理由のようだ。
実際、中国では人身売買目的の児童誘拐が後を絶たず、年間20万人もの子どもたちが行方不明になるとも言われる。中国メディアの快資訊は22日、日本で子どもが誘拐されないようするためにどのような対策が行われているかを紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では子どもが誘拐されることを防ぐために「子どもに知らない人と話をしてはいけない」と教えていると紹介。知らない人が近づいてきたら逃げ、それでも追って来るなら大声で助けを求めるよう教えるべきだとしている。続けて、「子どもに自分で身を守るよう教えてもいる」とし、子どもに警戒心を持たせ、周囲の状況に気を配るよう訓練すると同時に、防犯ブザーを携帯させるなどの対策もとっているとした。

 また、日本人は「多くの時間を子どもと一緒に過ごす」ことも大切にしているとし、親はできる限り子どものそばにいて、子どもを放置しないよう心がけていると紹介。
親と一緒にいる時であっても、親の視野の範囲内に常にいるように教えることも重要だとしている。

 子どもが安心して登下校をしたり子どもたちだけで遊んだりできないというのは実に嘆かわしいことだが、子どもの誘拐が多発している中国では送り迎えはやむを得ないことだと言えるだろう。日本ではあいさつをすることが防犯になると教えている。中国と日本では国情や文化が異なるものの、防犯対策としての「あいさつ」を導入するのも良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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