中国のポータルサイト・百度に8日、「平均寿命が世界トップの日本人は、どうやって養生しているのか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本人の長生きを支える一番大きな要素はやはり食事の習慣にあると紹介。
「養生のスペシャリストになって健康長寿を追求したいのであれば、日本人の飲食習慣を学び参考にするとよい」として、その特徴をいくつか挙げている。

 まず1つめは、魚をたくさん食べること。日本では春夏秋冬四季に応じてその時の旬の魚介類を好んで食べるとし、その一例として秋のサンマ、冬のタラなどを紹介した。そして、青魚をはじめとする魚類には血管の疾患を予防し、コレステロールを下げる成分が含まれていると説明した。

 また、日本人は魚を好んで食べる一方で、畜肉を大量には摂取しないとした。日本で牛肉や豚肉が食べられるようになった歴史は比較的浅く、中国や欧米に比べると畜肉を食する傾向が強くないため、脳卒中リスクが低めであるとしている。


 さらに、一食や一日の食事に登場する食材の数が非常に豊富であることも、日本の健康な食事文化の一つであると指摘。米飯を主とした炭水化物を主食とし、魚介類や大豆類などから良質なたんぱく質を摂取するとともに、野菜や海藻、キノコといったさまざまな食材から健康に欠かせないミネラルやビタミンといった栄養を取っているのだと伝えた。

 このほか、一回の食事で満腹になるまで食べず「腹八分目」を目指す習慣、1970年代以降日本国内で取り組みが続いている塩分摂取の低減などを併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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