
記事はまず、「歴史に詳しい中国人は日本に複雑な感情を抱いている」と主張。日中戦争時の旧日本兵による行為のためで、「いまだに謝罪すらない」と日本を厳しく非難した。実際には日本はこれまで何度も謝罪を表明しているが、この点はあえて無視しているようだ。
では、多くの中国人が複雑な感情を抱いているはずの日本を旅行で訪れていたのはなぜなのか。その理由として記事は、「日本が経済的に発展していること」を挙げた。そして、製造業や電子産業の分野において日本製品は国際的に高く評価されているという理由があり、日本を訪れる中国人は「単に見識を広めたり、買い物がしたかっただけであって、歴史を忘れたわけではない」と擁護した。
そのうえで、日本製品の質は確かに高く、経済的に余裕があれば質の高いものを買いたいというのは普通のことだと説明。また、日本人は全体的に民度が高く、サービスの質が高いことは認めざるを得ないとしている。それで、今は「国同士が互いに学び合う」時代であり、日本へ行って学ぶのも決して悪いことではないとしている。