日本が「世界の警察」になるのは「到底不可能」と主張する理由=中国

 日本は安保理常任理事国入りを目指しているが、これまで中国の反対などにより実現には至っていない。しかし、中国メディアの百家号は1日、日本の常任理事国入りを妨げているのは中国だけではないとする記事を掲載した。日本を始めとするG4諸国は「コーヒークラブに邪魔されている」と伝えている。

 記事はまず、日本にとって常任理事国入りがいかに悲願であるかを紹介。1980年頃から常任理事国入りを目指し、他の国も巻き込みながら着々と準備をしてきたが、主に中国に阻止されてきたと指摘した。しかし、アナン氏が国連事務総長時代に常任理事国の拡大を含む国連改革を提案したことで風向きが変わり、勢いを得た日本は同じく常任理事国入りを目指すドイツ、ブラジル、インドとともにG4諸国を結成したと伝えた。

 常任理事国を増やすかどうかは、世界の関心を呼んだようだ。今度はこの4カ国それぞれに対して、常任理事国入りを望まない国が連合を組み、コンセンサス連合(コーヒークラブ)を結成。この連合の阻止を受けて日本を含む4カ国の常任理事国入りが叶うことはなかったことを紹介した。

 中国としては、日本の常任理事国入りに反対するのは中国だけではないと言いたいのかもしれない。記事はコンセンサス連合による阻害以外にも、日本が常任理事国入りできない理由があると主張。そもそも「日本が世界の警察になる」ことには無理があるとした。敗戦国として軍隊も持てない国が世界の警察になれるはずはなく、日本を抑制したい米国も同感のはずだとしている。それに、「常任理事国を増やすとバランスが崩れて国際社会が混乱する」と主張した。

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