もともと手帳を使う習慣がなかった中国人からすると、デジタル時代になっても多くの日本人が「手帳」を手放さないのは、なかなか理解できないことだろう。記事は、日本の手帳文化は「日本人の生活」を反映していると紹介している。
手帳の一般的な用途の1つがスケジュール管理だ。日本には仕事や友人との約束、病院の予約など、忘れてはいけない予定を記録する習慣がある。記事は「日本人は時間の概念が強い」と称賛している。スケジュールをきちんと把握していれば時間を守りやすく、計画的な生活ができるので良い習慣だと言えるだろう。
記事はさらに、日本人は手帳を「日記」としても使うと紹介。自分の気持ちを書き出すと「脳内のストレスが和らぐという人もいる」と伝えた。後で読み返すと自分がいつ何をしたのかがわかり、思い出を振り返る助けにもなるとしている。
記事は、手帳文化を今でも大切にする日本人について、1日1日を大切に過ごしていると感心している。毎日自分の生活を管理し、日記で「自分と静かに向き合う」というのは、確かに丁寧な暮らしと言えそうだ。
【関連記事】
スペイン在住の中国人「日本人が中国人より歓迎される理由が分かった!」
日本での「宿泊」すら中国人にとっては「忘れ難い体験」になる理由=中国
「あれ」を拒否できる日本で「軍国主義が台頭しているはずがない」=中国
中国でも知られる「心神」、日本はなぜ開発をやめてしまったのか=中国
航空機から潜水艦まで・・・日本の工作機械が「凄すぎた」=中国