フリーズの原因はどこ? PCのフリーズの原因を突き止めて対策しよう!

フリーズの原因はどこ? PCのフリーズの原因を突き止めて対策しよう!

パソコンのトラブルの中でも頻繁に起こるものに、画面が固まってしまい動かなくなる「フリーズ」という現象が存在します。作業の最中にフリーズしてしまい、せっかくのがんばりが無駄に終わって途方に暮れた経験のある方も、決して少なくはないはずです。

パソコンというのは、デリケートな部品がいくつも組み合わさっている精密機械です。そのためパソコンがフリーズする原因は1つだけではなく、さまざまな要因でフリーズは起こるのです。そのため、パソコンの取り扱いには注意が必要となります。

そこで今回は、パソコンがフリーズする原因と対処方法を解説していきます。フリーズが頻発しているときはパソコンの状態が悪化している場合が多く、放置していると寿命を縮めてしまいます。早いうちに対処するようにしましょう。

フリーズにも種類がある?

パソコンがフリーズする原因はさまざまですが、フリーズ自体も2種類あります。ひとつは画面が固まっているだけで、マウスやキーボードの操作ができる状態。もうひとつは画面どころかマウスさえ動かなくなり、キーボード操作もできなくなってしまう状態です。

操作可能な場合

マウスやキーボードの操作ができる状態の場合は「アクセスランプ」という円柱型のマークが書かれたランプが、頻繁に点滅している状態であることがほとんどです。この場合は動作処理に時間がかかっているので、フリーズ状態は一時的なことが多いです。処理が完成するまで、少しの間待ってみましょう。

また、アプリが問題を起こしている場合は、そのアプリを強制終了させることでフリーズを解決できるかもしれません。アプリの強制終了をおこなうには、アプリなどを管理している「タスクマネージャー」を起動する必要があります。

Windows10のパソコンでタスクマネージャーを開くには、「Ctrl」と「Alt」と「Delete」を同時押しします。青い背景の画面が表示されるので、「タスクマネージャー」を選択すれば開くことができます。フリーズを起こしているアプリを右クリックして「タスクの終了」を選択すれば、そのアプリを強制終了させることができるでしょう。

操作不可能の場合

画面がフリーズを起こし、マウスやキーボード操作さえできない場合は、フリーズの原因に関係なくパソコン自体を強制終了するしか方法がありません。もし数分ほど放置しても画面が固まったままのときは、強制終了をおこなうのも視野に入れましょう。

本体の電源ボタンを長押しすることで、パソコンを強制終了させることができます。このとき、アクセスランプが点灯していないことを確認してから電源ボタンを押すようにしましょう。ランプが点灯しているときに強制終了すると、最悪の場合故障してしまうからです。

パソコンがフリーズを起こした際の対処法は以上となります。次の項目では、どうしてフリーズが発生してしまうのか、どうやってフリーズの原因を取り除けばいいのかについて解説していきましょう。

フリーズの原因①「熱暴走」

パソコンがフリーズする原因のひとつは、パソコン内部の温度の上昇です。熱に弱いパソコンが高温状態に陥ることで異常な動作を起こし、その結果フリーズを起こしてしまうのです。こうしたパソコンの異常は、「熱暴走」と呼ばれています。

通常、パソコンには熱を外に逃がすためのファンが常時機能しています。ですが、パソコン内部に溜まったほこりのせいでファンがうまく作動しなくなったり、排気口のそばに障害物が置かれたりしていると、熱が逃げなくなってパソコンの温度が上がってしまうのです。

熱をためないためには直射日光が当たる場所に置かない、エアコンなどを用いて室温を常に一定に保つ、などの工夫が必要になってきます。またノートパソコンは構造上熱が溜まりやすくなっているので、デスクトップパソコン以上に熱には気をつけるべきでしょう。

パソコンを冷却しよう

熱暴走がフリーズの原因になっているのだとしたら、溜まったほこりがファンに影響を及ぼしている可能性も考えられます。ですので、内部のクリーニングをおこなうことによって排熱機能を正常化すれば、フリーズを防げるようになるかもしれません。

ノートパソコンの場合は、冷却用のアイテムも販売されています。パソコンに直接張り付ける冷却シートからノートパソコンの下に設置する冷却台まで、その種類は多岐にわたります。ただ当然、高性能なものだと相応の費用が必要なることは頭に入れておいてください。お財布と相談したうえで、自分に合ったものを購入するのがよいでしょう。

絶対にやってはいけない冷却法

ただしノートパソコンを冷却するうえで絶対にやってはいけないのが、「保冷剤を使う」ことです。たしかに保冷剤の上にパソコンを乗せれば、熱を帯びたパソコンを急速に冷やすことができるでしょう。しかし、その「急速に冷やす」という一点が非常に危険なのです。

高温のパソコンを急激に冷やすと結露が発生し、パソコン内部の部品の表面に水滴が付着します。パソコンは水分に非常に弱いので、結露によってできた水滴だけで簡単に故障しかねません。ですので、保冷剤を使ってパソコンを冷やすのは絶対にやめましょう。

フリーズの原因②「メモリ」

容量の大きい動画ファイルや大量の文書ファイルを処理する場合でも、パソコンが固まることがあります。このフリーズが起こる原因は、ずばり「メモリ不足」にあります。メモリ不足によって処理速度の低下を招き、パソコンがフリーズする原因となるのです。

メモリとは、HDDに保存されているデータを一時的に保存している場所となります。メモリの容量が大きければ複数のアプリを同時に起動することができ、作業効率を上げることができるのです。

メモリ不足の状態とは、例えるなら大量の荷物で埋まった作業棚で作業をしている状態です。空いた場所がないので非常に作業がやりにくいうえ、別のデータを机に出すにはまず荷物をどかさなければならないため、作業の効率が非常に悪くなってしまうのです。

メモリを増設しよう

パソコンのフリーズの原因がメモリ不足だった場合、メモリを増設することが有効です。メモリとはいうなれば作業机なので、メモリの保存容量が増えればその分机も大きくなり、大量に荷物を置いても作業効率に影響がなくなるのです。

タスクマネージャーを開いたら、「パフォーマンス」の欄を見てみましょう。メモリの使用状況を把握することができるのですが、もしメモリの空き容量がほとんどなかったとしたら、メモリ不足が起きている証拠です。メモリを交換してあげましょう。

メモリはマザーボードに設置されているため、交換するにはパソコンを解体する必要があります。また規格によってはマザーボードとの互換性がないこともあるので、マザーボードの型番を調べ、対応している規格を確認しておきましょう。

フリーズの原因③「グラフィックドライバ」

パソコンの映像を出力する役割をもつ部品を「グラフィックボード」と呼ぶのですが、それを制御しているソフトウェアが「グラフィックドライバ」です。こちらが不具合を起こしているせいで、パソコンがフリーズを起こす原因になっている可能性も考えることができます。

Windows10ではグラフィックドライバを再起動するためのショートカットが存在しています。キーボードの「Windows」と「ctrl」と「Shift」と「B」を同時押しすると、電源を切らずにグラフィックドライバの再起動をすることができるのです。フリーズが起きたら、グラフィックドライバの再起動を試みるのも手でしょう。

グラフィックドライバを更新しよう

グラフィックドライバが原因の場合は、最新のバージョンが配布されているかを確かめましょう。もし最新バージョンが配布されていた場合、アップデートすることで問題が解決するかもしれません。Windows10のパソコンだと、グラフィックドライバの更新は以下のような手順でおこないます。

【グラフィックドライバの更新方法】
1.左下のスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選びます。
2.デバイスマネージャーが表示されるので、「ディスプレイアダプター」の項目をダブルクリックします。
3.グラフィックドライバが出てくるので、そこを右クリックして「ドライバーの更新」を選びましょう。
4. 更新画面が出てくるので、「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」を選びます。

 以上のような手順を踏むと、最新版のグラフィックドライバが配布されているかを自動的に検索してくれます。もし更新できるようであれば、同様に自動で更新してくれるでしょう。

フリーズの原因④「HDD」

HDDとは、パソコンに内蔵されていることが多い情報を記録や読み込みをおこなう補助記憶装置です。このHDDが長年の使用によって故障することによって、パソコンが正常に動作しなくなってしまい、結果的にパソコンがフリーズする原因となってしまうのです。

HDDは使用していれば必ず寿命がくるパーツとなりますので、長年使用している場合は、パソコンを買い替える、HDDを新しくするなどの対策を施しましょう。一般的に、毎日数時間起動しているパソコンのHDDの寿命は、約3~4年だとされています。

もし、HDDから「カチカチ」や「ブーン」のような異音が聞こえたり、頻繁にファイルの破損が発生したりする場合は、HDDが故障して動かなくなる寸前の状態にある可能性があります。こうなると新しいHDDと交換する必要があるので、早急にバックアップを取っておきましょう。

困ったら業者に相談しよう

ファンの掃除やメモリの増設、そしてHDDの交換は、パソコン本体を解体して作業する必要があります。また、デスクトップパソコンなら解体は難しくありませんが、ノートパソコンや一体型パソコンの解体は、内部構造を把握していない素人では困難なものでしょう。

もし、パソコン内部に干渉することに不安を感じるときは、パソコン修理の業者に依頼するのがよいでしょう。パソコン修理のプロなら、パソコンの診断から内部パーツの交換まで取り扱っているほか、破損したHDDのデータ復旧にも対応してくれます。

修理費用についてですが、たとえばパソコンの内部清掃だと、3,000~5,000円が費用相場となっています。業者によっては出張費などが別にかかることもあるので、業者のホームページで費用についてしっかり確認しておくようにしましょう。

まとめ

今回はPCがフリーズする原因を4つまとめてご紹介してきました。PCが頻繁に固まってこまっている方は、まずは原因を知り、その上で対処方法を考えましょう。PCがフリーズする原因がわからなかった場合は、PCのプロに連絡を取ってみるのもいいと思います。

原因を対処してフリーズのしないPC環境を作っていきましょう。

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