除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

お庭作りの大敵といえば雑草。きれいなお庭を維持することは雑草との闘いといっても過言ではありません。とくに夏場は刈っても抜いてもどんどん生えてくる雑草に、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

厄介な雑草対策において心強い味方となってくれるのが、化学の力で雑草を枯らす「除草剤」の存在です。除草剤は地道に草刈りするよりも効率的に雑草を処理する、強力な助っ人になります。その効果や注意点を見ていきましょう。

除草剤の種類とその効果の違いは?

お店で買える除草剤にはさまざまな種類があります。まずは除草剤にはどんな種類があり、どのようなお庭の状況で使うのがベストなのかを説明します。

・土壌改善型(どじょうかいぜんがた)
土壌改善型の除草剤は、草の生えている土壌(土)自体に使う除草剤です。

多くの場合、薬剤は粒状になっていて、土や雨の水分で溶けて土に浸透していきます。浸透したあとは土の中に長く薬剤の効果がとどまり、新しい根が成長したり、種が芽を出したりするのを防ぎます。

土壌改善型の除草は「草を枯らす」というよりも、土を「草が生えづらい土」へ改良するといったイメージを持っておきましょう。そのため除草剤をまいてすぐに効果を発揮するというわけではなく、長期的に草を減らしていくこととなります。

・茎葉処理型(けいようしょりがた)
茎葉処理型の除草剤は茎葉、つまり草の茎や葉といった「地上に出て成長している部分」を枯らします。

このタイプの除草剤はほとんどが液体状になっていて、生えている雑草に直接かけることで葉や茎の表面から薬剤が浸透し、効果を発揮します。また雑草へ直接作用するため、土壌改善型と比べると目に見えて効果がでやすいのが特徴です。

茎葉処理型の除草剤は草を枯らし終えると土の中の微生物や日光などで分解され、効力を失うようにできています。そのため長期的に雑草の成長を止めることには向いていません。

しかし枯らしたい草にはピンポイントで薬剤を使えると同時に、その後別の植物を植えることができます。そのため花壇などの除草に適しているのです。

除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

除草剤は目的に応じて使い分けよう

除草をおこなう場所と目的に合わせて除草剤を選ぶようにしましょう。

・庭や駐車場は土壌改善型がおすすめ
駐車場や庭の通路など、雑草が生えると困る場所には、土壌改善型の除草剤がおすすめです。草が生える前に対処したいので、除草剤をまく時期は草が本格的に生え始める夏前と、草の生育が落ち着く秋ごろが適しています。

・植物を育てる場所では茎葉処理型を使おう
土壌改善型の除草剤は、花壇や畑などほかの植物を植えたい場所には使いづらいかもしれません。そういった場所には、枯らしたい草のみに作用させられる茎葉処理型の除草剤がおすすめです。

加えてすでに雑草が生い茂ってしまっている場合など、今すぐ雑草を取り除きたいときにも即効性のある茎葉処理剤が向いています。

短期的に草を枯らしたいか、長期的に草の生育を止めたいか、目的によって除草剤を使い分けてください。

除草剤の細かい分類について

ホームセンターなどで売られている除草剤を見てみると、いくつか細かい分類分けがされていることがあります。そこで市販の除草剤によくみられる分類と、それぞれの意味を表にまとめました。除草剤選びの際に参考にしてみてください。

接触型:除草剤のかかった場所だけを枯らします
移行型:根や茎、葉から吸収された除草剤が全体に回って作用します
即効型:散布してから短時間で効果がでます。茎葉処理型が代表的
遅効型:散布後時間をかけてゆっくり作用します。土壌改善型が代表的
選択型:特定の種類の雑草のみに作用し、ほかの植物を傷つけません
非選択型:ほぼすべての種類の植物に効果があります
乳剤:水に溶けない有効成分を液体化したものです
フロアブル剤:粒状など固形の除草剤を水に溶いて液体化したものです

市販の除草剤を細かく分類分けすると、さまざまな種類があることがわかります。それぞれ得意な場所や雑草の種類が違うため、除草をおこないたい場所に合わせて使う除草剤を選んでみましょう。

よく効かせるにはコツがいる?除草剤のまき方

ここでは除草剤をまくタイミングとまき方の手順について、一度確認しておきましょう。

①除草剤をまくタイミングは?
除草剤は効果の発揮の仕方によって散布するタイミングが異なります。

・土壌改善型(粒状タイプ、遅効性):2~3月と9~10月
土壌改善型は効果が表れるまでに時間がかかるため、草が生い茂る前の夏前・草が落ち着いたあとの秋ごろにまきましょう。年2回除草剤をまいておくことで、年間を通じて草を生えにくい環境をつくれます。

・茎葉処理型(液状タイプ、即効性):4~10月(草が生い茂ったタイミングで)
茎葉処理型はすぐに効果が表れるので、草が生い茂ってから散布するのがベストです。葉や茎から吸収されて作用するため、十分に葉や茎が育っていない段階で散布しても思うように効果を発揮してくれません。

また、除草剤をまく時間帯についても注意が必要です。液状タイプの除草剤は強い日差しで蒸発してしまう可能性があるため、朝や夕方などの涼しい時間帯を選びましょう。

除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

②下準備
除草剤をまくときには、散布に適した服装に着替えましょう。長袖長ズボンは、除草剤が肌に付着するのを避けるほかに、草むらで作業する際に虫刺されの予防にもなり、着用必須です。手袋ももちろん着けておく必要があります。

液体タイプの除草剤を散布する場合は除草剤の飛沫を吸い込んでしまうおそれがあるため、口や鼻を保護するマスク・目の粘膜を保護するメガネやゴーグルがあるとより安心です。

除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

③定量を計り取る
除草剤は除草したい場所全体に、均一な量を散布しなければうまく効果が出ないことがあります。散布の途中で除草剤が足りなくなり中途半端に散布が終わってしまったなんてことにならないよう、1平方メートルあたりにどれくらいの量をまくかあらかじめ決めておきましょう。

なお「希釈(きしゃく)タイプ」と書かれている除草剤は、散布の前に水で薄めておく必要があります。規定の量の薬剤を規定の量の水で薄め、散布してください。

除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

④除草剤をムラなくまいていく
除草剤をまくうえで重要なのは、まきムラが出ないようにすることです。一部でも除草剤がまかれていない場所ができてしまうとまばらに雑草が生えて見た目にもよくないですし、そこから雑草がどんどん増えてしまうことにもなりかねません。除草剤を散布したい範囲に、一筆書きでS字をえがくようにゆっくりとまいていきましょう。

茎葉処理型の場合、散布後に雑草の上を歩くとせっかく葉に付着した薬剤が落ちてしまいます。散布後から数時間程度は立ち入らないように気を付けてください。

除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

除草剤を使用する際の注意点

除草剤にはいくつか注意点があります。また、除草剤の種類によっては、雨あがりにまいたほうがよいものとまくべきではないものに分かれているので確認しておきましょう。

粒状タイプと雨の日は相性がいい

粒状タイプの除草剤は地面の水分によってゆっくりと溶け、土にしみ込んでいくことで効果を発揮します。そのため雨上がりで地面が十分に湿っている状態のほうが、より早く効果が出るといえるでしょう。粒状除草剤のなかには「雨上がりにまくよう指示されているもの」もあるほどです。

液状タイプと雨の日は相性最悪

逆に液状タイプの除草剤の場合、雨上がりは散布に適していません。雨が降った直後は雑草の茎や葉に水滴がついているため、除草剤をまいても水滴と一緒に流れ落ちてしまうためです。また茎や葉が水分を多く含んでいると除草剤の浸透がよくないので、ある程度草全体が乾燥しているときに除草剤をまくのがベストだとされています。

同様の理由で、朝露や夜露で除草剤が流れ落ちやすい夜間や明け方の散布も避けておいたほうがよいでしょう。

上記のいずれのタイプであっても雨が降っている最中に使用すると効果が流れてしまいますので、散布をしないようにしましょう。

除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは?

強風の日に注意!

強い風の吹いている日に除草剤をまくことはオススメできません。とくに液状タイプの除草剤の場合、風に飛ばされて薬剤が思わぬ場所にかかってしまう可能性があります。

枯らしたくない植物まで枯らしてしまうかもしれないので、除草剤をまくタイミングは風のおだやかな日を選びましょう。

お子様やペットがいる場合は取り扱いに注意!

除草剤のかかった雑草を口にする、除草剤に触れた手を舐めてしまうといったことが考えられます。

小さなお子様やペットの場合は身体が小さいため少しでも除草剤を摂取してしまうと中毒症状を起こすことがあります。症状が重い場合命にかかわることになるかもしれません。

小さなお子様やペットのいるご家庭では厳重な注意のうえで除草剤を散布するようにし、散布した場所に立ち入りできないようにするなど工夫をしましょう。

雑草対策に関する業者探しにお悩みのかたは「生活110番」へご相談ください!

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