▼中学生の防災対策実態調査によると、防災情報の入手手段はテレビが多いが、SNSも卓越している。情報がデマかフェイクかを教えてくれる手段はない。防災関係の専門家は「想定外のことをどう想定するかは、自分の頭で考えることが大事」と指摘。
▼今回のデマも、信じるか信じないかは個人の自由。不安をあおる表現はよくないが、防災意識が高まり、日常的な防災対策を見直すきっかけになったという側面もある。
▼災害が起きた時に持ち出せる避難用バッグ。タレントのゆうちゃみによるAC広告が話題だが、若者はこうした情報に敏感で、地震や災害を自分事として捉えるようだ。