上川陽子会長(衆議院議員)は冒頭、「本年産茶の価格は、春先の天候不順による供給量減少と海外向け抹茶の好調で高騰した。
続いて農林水産省農産局果樹・茶グループ茶業班の来賓あいさつでは「海外で抹茶等の需要が高まっており、2024年の茶輸出額は364億円で過去最高を更新した。今年1~4月実績は155億円で、さらに上回るペースで推移している」と報告された。
日本茶業中央会の会員は茶の生産・加工・流通・輸出関連の全国団体、主産県の茶業会議所、茶関係事業者など。総会には会員10人のうち9人が出席し、令和6年度の事業報告・収支決算、ならびに役員の選任案が承認された。