「カップヌードル」など過去最高売上
インテージSRI+データによると、25年度(4~3月)の即席麺市場は金額ベースで0.5%増、食数ベースで0.8%増だった。
同社市場アナリストの木地利光氏は「米をはじめ食料品価格の上昇が続く中、即席麺は価格が安定しており、コスパの良さが再評価につながった」と分析する。
日清食品は、年間を通じて主力ブランドを中心とした新商品やプロモーションを積極的に展開し、「カップヌードル」ブランドは9期連続、「日清のどん兵衛」ブランドは11期連続、「日清焼そばU.F.O.」ブランドは2期連続で過去最高売上を達成した。
26年度はそれぞれが発売55周年、発売50周年の節目を迎える。具材増量キャンペーン、復刻版やプレミアムタイプの発売など、期初から活発に話題喚起を行っている。
東洋水産は前期、主力ブランドの販売食数を伸ばした。発売45周年「緑のたぬき天そば」の7%増を筆頭に、「赤いきつねうどん」は3%増、「麺づくり」は1%増、「マルちゃん正麺」は5%増をマーク。トータルの伸びでも業界平均を上回ったようだ。
今期は袋麺「マルちゃん正麺」の発売15周年で活性化策を検討中。
サンヨー食品は、トップブランドの袋麺「サッポロ一番」が前年を上回って推移。「塩らーめん」「みそラーメン」等の基幹フレーバーが牽引し、「塩とんこつらーめん」「みそラーメン 旨辛」などのサブフレーバーも伸長した。
今期は原点である「サッポロ一番 しょうゆ味」の発売60周年記念でテレビCMや店頭キャンペーンなどを展開中。
明星食品は、カップ麺「一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズが好調。昨年度は発売30周年を記念した活性化策や仲野太賀さん起用のテレビCMで盛り上げた。
定番のソース味が伸長し、発売20周年を迎える「やみつき塩だれ味」などシリーズ品も順調だった。
26年度は「チャルメラ」が9月に発売60周年、「中華三昧」が10月に発売45周年を迎えるため需要喚起策を計画している。
即席麺市場 定番ブランド好調続く 選別消費で安心感が強みソース

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