『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した塩見きら
アイドルユニット・神宿の元メンバーであり、津田塾大学数学科を卒業した才女。小さい顔と白く透き通った肌、そして柔和なバストのコントラストが美しい。
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■家でひとりウイスキーを飲むのが好き
――2024年の5月にグラビアデビューし、3回目の撮影となる今回。いかがでしたか?
塩見 ロケがすっごい土砂降りで(笑)。不安になりながら撮られていたんですけど、写真を見たらめっちゃいい感じで。まだ全然撮影は慣れていないんですけど、だんだん大人っぽい表情も出せるようになった気がします。
――初グラビアが万バズして話題になっていましたよね。
塩見 そうなんですよ、全然予想してなかったんですけど、バズらせていただいて(笑)。
もともと神宿というアイドルグループに所属していたんですけど、ファンたちは水着やランジェリー姿の私に慣れていないし拡散してくれるのか不安だったんです。反響を見るまでは滑りちらかす可能性もあるなぁと思っていたのでうれしかったです。
今までお世話になった関係者の方からも「そんな武器持ってたんだ」とホメられたり(笑)。
――そういえば高校時代に数学で全国模試1位になった経験もあるんですよね。
塩見 はい。
――そんな塩見さんはどんな経緯で芸能活動を始めたんですか?
塩見 大学進学を機に愛媛から上京して大学の寮に入ったんですけど、門限があってせっかく上京したのに全然遊んだりもできなくて。
サークルとかも一応入ろうとしたんですけど、私が人見知りで陰キャなこともあってちょっと無理で......(笑)。「うぇ~いw」みたいな雰囲気がすごく苦手なんですよね。そしたらなんだか部屋から出るのがしんどくなって。バイトも週1で精いっぱいみたいな感じで引きこもっちゃったんです。
――なるほど。
塩見 それで大学2年生まではそんな感じだったんですけど、「同世代のコはキラキラしているのに私はひとりで何してるんだろう」ってふと思った瞬間があって。
そんなときに神宿のオーディション広告が流れてきたんです。
正直、それまではアイドルになりたいとは思ったことすらなかったんです。でも本当にこのままだとマズいな、この状況を変えなきゃなと思って。
――そこから合格して。
塩見 はい。最初はわからないことだらけで泣いてばっかりでしたけどね。メンバーが引っ張ってくれて徐々に同じ歩幅で歩けるようになって。芸能活動、始めて良かったと思います。外に出ていろんな人に出会えたり新しい発見ができるのが楽しいですし。
とはいえまだひとりのほうが楽ではあるんですけどね。家でウイスキーをひとりで飲むのがマイブームだし(笑)。
――2025年の目標ですね。
塩見 本当にそうですね。実は独占欲が強いタイプなので「私のことだけを見ていてほしい」って思ってるんですけど、陰キャだし自分に自信もないからそれをなかなか言い出せないんです。
私のことを好きって言ってくれる人の前では心を開けるんですけどね。ファンの前ではめっちゃ素だし方言も出るし。これからはもっと自分から能動的に心を開けるようになりたいなって思います。
上京したての頃とかめちゃくちゃ自分が嫌いだったし今も自信はないけど、なんかやっぱり自分イイ女だなって思い込んだり、自信があるように振る舞っているほうがタレントとしての魅力が出るよなって、最近気づいて。
いつまでも人見知りでいないで自信を持って人に心を開いて、私のことを見てほしいってちゃんと言葉に出せるような2025年にしたいです。
スタイリング/今福幸奈 ヘア&メイク/淡路美里(POIL)
●塩見きら
1998年11月6日生まれ 愛媛県出身
身長158㎝ 血液型=O型
○アイドルユニット・神宿(かみやど)の元メンバー。津田塾大学卒業。高校時代は数学の全国模試で1位になったことも。
公式Instagram【@kira_kmyd】
塩見きらデジタル写真集『きらきらにまばゆい。』 撮影/岡本武志 価格/1100円(税込)
撮影/岡本武志