豊富な潜入取材からみえたカルト団体との闘い方とは?

―ファンキーですねえ。でも、人を傷つけたりはしないんですよね?

「ええ。でも、彼らは『カルト』だと思います。というのは、この合宿の内容を記事にしたとき、明らかに実態からかけ離れた抗議をして裁判をちらつかせてきたんです。事実を隠蔽して脅してくるのはやはり反社会的。それに、彼らはセミナーで、『(ラエリアンを信じることを)否定するあなたの周囲の人は、皆あなたの幸せを妬んでいるんだ』と言っているんですね。それまでの人間関係を壊して自分たちのコミュニティに入れようというのはおかしい。合宿より矛盾を感じるのはそこです」

―ラエリアン以外にも抗議が来たことはあると思いますが、危険な目に遭ったことは?

「身に危険を感じることはそんなにないですよ。抗議が来たら、対応も含めサイトにアップしますから、カルト新聞が今どことモメてるのかは一目瞭然です。そんな状態で、僕を拉致したりするような人はあまりいないと思います。まあ、自宅近くに怪しい人がうろついていたり、怖いおじさんに『俺は何もしないけど、若い連中が何かするかもしれないからな、気をつけろよ』なんて言われたくらいです」

―十分怖いです! なぜカルトをテーマにしたんですか?

「別に仕事上のテーマにしようと思って始めたわけではないんですよ。学生時代にカルトっぽい自己啓発セミナーがはやっていて、サークルの中に入ったメンバーがいたんです。そのとき、反セミナー派のメンバーはろくに説得もしないまま彼らを追い出してしまった。普段は彼らのことを友達だと言っていたのに、魔女狩りのようなことをしてしまったわけです。結果、サークルを追い出された人の中には大学まで辞めてしまった人もいた。この構図はなんなのだろうと、カルトそのものというより、カルトと社会の関係に興味を持ったんです」...続きを読む

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