あっちゃん”こと前田敦子が教師役で出演中の学園ドラマ『幽(かす)かな彼女』には、生徒役にも期待の美少女が大挙出演している。実は5年前には学園ドラマで生徒役だったあっちゃん。今回の生徒役からも「2018年のヒロイン」が誕生するに違いない。そこで、女優・アイドル評論家の高倉文紀(たかくら・ふみとし)氏に、ヒロインが生まれる法則を聞いた。

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現在、『幽かな彼女』(フジテレビ系)、『35歳の高校生』(日本テレビ系)、『放課後グルーヴ』(TBS系)と、キー局で3本の学園ドラマが放送されています。ちょうど5年前の08年にも、同時期に4本の学園ドラマがオンエアされていたということがありました。特に、フジテレビの『太陽と海の教室』には、生徒役で北乃きい吉高由里子、前田敦子、大政絢(おおまさ・あや)など、後に主演級となる女優たちが出演していました。

こうした学園ドラマの生徒役は、若手女優のショーケースであり、そこでいい演技をしたコがプロデューサーや監督の目に留まって次の仕事につながるということも少なくありません。私が「88年組」と呼ぶ88年生まれの女優たち(堀北真希新垣結衣戸田恵梨香、吉高由里子)も皆、若いうちに学園ドラマに出演して頭角を現しています。今回の出演者の中では、広瀬すず上白石萌歌(かみしらいし・もか)、柴田杏花(きょうか)あたりが、「88年組」に近い可能性を感じさせます。

かつての『3年B組金八先生』などと違い、最近の1クールものでは生徒全員にスポットライトが当たるわけではない。逆に言えば、そのなかで各話ヒロインを務めた未来穂香(みき・