オープン戦では、超強力補強を行なったソフトバンクが15勝2敗2分とぶっちぎりの強さを見せたほか、昨年の日本一・楽天、セリーグ覇者の巨人も好調を維持。
また、楽天のドラ1・松井裕樹が開幕ローテ入り、ロッテのドラフト5位・井上晴哉が開幕4番に内定するなど、新戦力も台頭して、今年もおもしろいシーズンになりそうだ。
また、ペナントレース以外にも、プロ野球ファンなら気になることが? そのいくつかを紹介しよう。
●静かなナゴヤドーム
中日は今季、ホームの中日応援団に限り、ナゴヤドームでの鳴り物応援禁止を決定。これはNPBが球場から暴力団関係者を排除しようとする動きと関連しているといわれ、現在、行なわれているオープン戦ではビジターチームのラッパや太鼓だけが鳴り響く異例の事態に。
ナゴヤドームのドラ党は「ホームなのに雰囲気はまるでアウェー」とため息を漏らすも、現状、解決の糸口は見えておらず、当面はこの状態が続きそうだという。
●ポスト・ノムさん?
今季限りで現役を引退した名手・宮本慎也氏(元ヤクルト)。今年から評論家として日刊スポーツのコラムを担当。その「ブッタギリ評論」が1年目から注目を浴びている。
巨人の新戦力・片岡について「手を抜いたように見えるプレーは、西武にいたときと変わっていませんでした」とバッサリ。さらに古巣・ヤクルトの練習試合に至っては「見れば見るほど悲しい気持ちになってきた」と、もはや「ポスト・ノムさん」に名乗りを上げるようなコメントのオンパレードで話題に!