今年で3回目となる乃木坂46の舞台『16人のプリンシパル』が、東京・赤坂ACTシアターで6月15日(日)まで開催中だ。

今回は脚本・演出に『勇者ヨシヒコ』『コドモ警察』などを手がけた福田雄一が参加し、今までにないコメディ色の強い内容になっている。
公演は1幕と2幕に分かれており、1幕の「コント」でオーディションを行ない、それを見た観客が投票。2幕の『レッツゴーっ! ポリン』の配役を決めるという“観客参加型”の演劇となっている。

公演初日だった30日には記者会見が行なわれ、秋元真夏生田絵梨花生駒里奈桜井玲香白石麻衣西野七瀬深川麻衣松井玲奈松村沙友理若月佑美の10人が参加した。

乃木坂46の最新シングルでセンターを務める西野は、「去年と違ってコメディ要素が多いので、今まで見られへんかったメンバーのおもしろい姿を見れる」と、今回の魅力を紹介。白石は「私も殻を破って、さらに一皮むけるようにプリンシパルで成長できたら」と抱負を語った。

SKE48からの兼任メンバーとして今回初参加の松井は、「笑いには自信がないんですけど、必死に皆さんを楽しませられるように頑張ります」と気合いを見せ、さらに「普段は見せない、コメディ的な感じを見て、新しい魅力を感じて頂けるのがうれしい」と期待に胸をふくらませた。


また、これまでの公演で2幕にすべて選ばれている“プリンシパルの申し子”生田は、「福田さんの台本が面白くて。あとは自分たちがどれだけ楽しんだり、はっちゃけたり、工夫して色をつけて、みなさんに楽しんでもらえたら」と意気込みを。そしてこの公演終了後、学業のためしばらく休業するということで「最後はみんなで笑って終われればいいなって思います。コントで滑ったとしても、滑ったことをみんなで笑えるような、そういう雰囲気をずっと保って最後までやれれば」と、この2週間を素敵な思い出にすべく期待をよせた。

見どころを聞かれた生駒は、「今回はドリフの要素がたくさんつまってます。志村けんさんのような芸が見られるところがあるので、ぜひステージに声をかけて頂けたらうれしいです」と、ステージへの声援も呼びかけた。


(取材・文・撮影/関根弘康)

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