無罪請負人・弘中惇一郎が指摘する「冤罪事件の温床、刑事司法はなぜおかしくなったのか?」

無罪請負人・弘中惇一郎が指摘する「冤罪事件の温床、刑事司法はなぜおかしくなったのか?」
世間から「悪人」と評された被告人の弁護を担当し、数少ない無罪を勝ち取ってきた弘中惇一郎氏が、刑事司法のあり方を問う
「ロス疑惑」や「薬害エイズ事件」「郵便不正事件」。また、国会議員の小沢一郎氏や鈴木宗男氏をターゲットにした、いわゆる「国策捜査」事件など、時代を象徴し世間の注目を集めた刑事事件で被告人の弁護人を務めてきた弘中惇一郎氏。

マスコミが徹底的に叩いた被告人を弁護することで「なぜ社会から敵視される『悪人』を好んで弁護するのか」との批判を受けることもあったという。

しかし、「悪人」とはいったい誰のことなのか。捜査当局のマスコミへの情報リークによって形成された「虚像」ではないのか――。弘中氏は、われわれにこう問いかける。そして、いまの刑事司法が変わらない限り、一般市民がいつ、冤罪(えんざい)被害者にされるかわからないと警鐘を鳴らす。問題だらけの刑事司法の姿はわれわれにとって決して無縁ではない。『無罪請負人 刑事弁護とは何か?』で司法のあり方を問う弘中氏に聞いた。


―「無罪請負人」と呼ばれることに抵抗感を持たれているようですが、その呼ばれ方の裏には、無罪を勝ち取るのがいかに難しいかという日本の刑事司法の現実があるのではないかと思います。

弘中 そうですね。日本の刑事裁判の有罪率は99・9%で、先進国の中でも飛び抜けて高い数字です。いったん起訴したら何がなんでも有罪にもっていくという検察の強い姿勢がこの数字に表れています。無罪判決を受け入れなくてはいけない事件でも、証拠隠しや改竄など違法行為をしてまで有罪を勝ち取ろうとするのが検察のやり方です。

あわせて読みたい

週プレNewsの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ライフスタイルニュースアクセスランキング

ライフスタイルランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2014年6月10日のライフスタイル記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

生活雑貨、グルメ、DIY、生活に役立つ裏技術を紹介。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。