『闇金ウシジマくん』のモデルが今明かす、“闇金のリアル”とお金のこと

―では、実際に多くの闇金利用者と接してきて、彼らに何か共通するものは感じますか?

トキタ 今回の本では、客のことをクズだなんだとあえて辛辣(しんらつ)に書いているけど、彼らは別に落ちた存在じゃない。彼らなりに精いっぱい生きている。だから、“こんな自分にもまだ金を貸してくれるところがある”という、安心感を覚えて帰るヤツが多いよね。一方で、こっちは真剣に客と向き合っているから、“あ、この人そろそろ死ぬな”と察してしまうこともある。それは自殺であっても病気であっても、追い詰められることで生じるちょっとした予兆や変化には敏感になってしまう。

―昨今、闇金業者は減少傾向にあると聞きます。トキタさんがこの仕事から足を洗うことになったきっかけはなんだったのでしょうか?

トキタ 法律が厳しくなった分、商売替えをしたり地下に潜ったりした業者は多いと思う。俺の場合は、従業員のひとりが逮捕されたことで、そろそろ潮時なのかな、と。もともと一生続けていく仕事ではないと思っていたし、従業員にも「金はいくらでもやるから、早くこの仕事を辞めることを考えろ」と言っていたからね。実際、うちの従業員で、足を洗って飲み屋をやったり保険屋をやったり、カタギになったヤツは大勢いるよ。

―景気が上向きといわれる昨今、闇金利用者も減っていくのでしょうか?

トキタ いや、むしろ景気のいいときのほうが客は増えるんですよ。バブルの頃もそうだったけど、どんどん金が入ってくる時期というのは、人はどんどん金を使う。それこそ、借金してでも大きな金を回そうとするからね。最近はサラ金もカード会社も審査が厳しいから、借りたくても借りられなくて困っているヤツがたくさんいると思う。

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