クリスマスに年末年始のご挨拶、一年頑張ってくれた後輩へのちょっとした差し入れ…。たとえ恋人がいなくとも、何かと女性への「贈り物」を選ぶ機会の増えるこの季節。
一体、何が喜ばれるのか?

まずは「後輩女性への差し入れ」について、恋愛コラムニストの中條(ちゅうじょう)夏子氏からこんな意見が。

「日本に上陸したてなど、行列に並ばないと買えないお菓子が感謝されます。今ならマグノリアベーカリーのカップケーキでしょう。常温でも大丈夫なので使い勝手がいいんです。あと、その場で食べるかどうかわからないときの差し入れにはサニーヒルズのパイナップルケーキがオススメ。2、3週間、日持ちもしますし、何よりお店がすごくオシャレなので話のネタにもなりますよ。


もっと手軽にというなら、カルディコーヒーファームや成城石井などのスーパーで手に入るリンツのチョコレートも女子ウケします!」

現役広告代理店勤務の恋愛研究家、後田良輔(うしろだりょうすけ)氏からはこんなテクニックも。

「かしこまって差し入れするのではなく、日常的に栄養ドリンクや缶コーヒーを渡す際にひと工夫加えることで株を上げることが可能です。リボン形シールや『ありがとう』などと書かれた付箋を貼るだけで“贈り物”感が出て印象はアップ。100円程度で買えるので、常に引き出しに入れておくと便利です」

では、日常の差し入れでなく、後輩女子へのちょっとしたお礼やお返しには何を贈ればいい? モテ小技の天才、カオポイント石橋哲也氏が語る。

「金額も調整できる『スターバックスカード』が鉄板です! 商品券だと生々しすぎますが、スタバカードであれば気軽なので問題なし。スタバに寄れば買える上、ギフト包装もしてもらえるので、時間がないときの心強い味方です。
ちなみに、プレゼントを持ち寄るパーティなどでも、誰にでも喜ばれる物なので使い勝手は最高です」最後に、最も悩みそうな問題を! 女性上司への異動の際のお礼や年末年始の挨拶(あいさつ)には何を贈ればいいのだろうか?

「『自分ではそんな物にわざわざ高いお金は出さない』という物をもらうと、贅沢感を演出することができます! 例えばワイン好きな上司のホームパーティに招かれたときに、5000円のワインだと“そこそこ”のものしか買えません。でも、おつまみのチーズなら5000円あれば最高級品が買えて、『イタリアの有名熟成士が造った…』とうんちくまで語れます。このほうが上司には数段喜ばれます!

同様に、異動祝いなどでは、数百円でも買えてしまうボールペンや電卓などの文具の、最高級品が喜ばれますよ」(前出・石橋氏)

なるほど! 前出の中條氏にも聞いてみると…。

「『お疲れさまです』という仕事の疲れをいたわる気持ちが表現できるので、バスグッズは間違いないです。ハッチの石鹸やサボンのバスソルト、ジョーマローンのバスオイルなどワンランク上のブランド物を買いましょう。なかなか5000円から1万円のバスグッズを自分で買おうとはしませんから喜ばれますよ。


これらは全部“渋谷ヒカリエ”で売っています。アラサー・アラフォー世代の女性に強いお店が多いので、贈り物に迷ったらヒカリエをブラブラしてみるといいかもしれませんね」

女性への贈り物をうまく選べば、自分の株が上がること間違いなし!

■週刊プレーボーイ52号(12月17日発売)「彼女・後輩・上司への贈り物・差し入れ術」より

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