あの“カリスマ日本人対決”を畑山隆則が述懐!「ただ、ボクシングをやってきてよかったと思いたい…それが坂本戦でした」

これが、畑山氏自身「全キャリアを通してのベストバウト」と語るほどの名勝負となる。00年10月11日に実現したこの一戦は、序盤からスピードに勝る畑山氏がイニシアチブを握る展開ながら、並々ならぬ馬力と迫力で迫る坂本。

「今まで戦った相手の中で、最もパンチが強かった」というから、畑山氏にとってもギリギリの戦いだったはずだ。

そして試合は熱闘の末、10ラウンドTKOで畑山氏に凱歌(がいか)が上がる。今なおファンの間で語り草となっている、まさしく伝説の一戦だ。

「これは本当に、無心の勝利でした。ただ、自分がすべてをつぎ込んできたボクシングという競技を悔いなく終えたい。ボクシングをやってきてよかったと思いたい。そういう気持ちで臨んだのが坂本戦でした」

畑山氏はこの後、引き分けで2度目の防衛に成功したものの、3度目の防衛戦で王座を手放している。いずれも坂本戦と比較して、決してデキのいい内容とはいえなかった。

「やはり、坂本戦で燃え尽きてしまったのは否めないですね。あの試合のためにカムバックしたわけだし、それ以上求めるものがなかったんですよ」

しかし、戦わざるライバルも多いなかで、この対戦が実現した意義は大きい。ファンに望まれる対戦は、やはり極上のドラマを生み出すのだ。

■畑山隆則(はたけやま・たかのり)


1975年生まれ、青森県出身。WBA世界スーパーフェザー級、同ライト級の2階級を制覇。現在は実業家として活躍しながら、「T&H竹原慎二&畑山隆則のボクサ・フィットネス・ジム」のマネージャーを兼務する

(取材・文/友清 哲 撮影/田村孝介)

■明日は、西岡利晃インタビューを配信予定!

元の記事を読む

あわせて読みたい

気になるキーワード

週プレNewsの記事をもっと見る 2014年12月29日のスポーツ総合記事
「あの“カリスマ日本人対決”を畑山隆則が述懐!「ただ、ボクシングをやってきてよかったと思いたい…それが坂本戦でした」」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    ガチンコ。

    0
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

次に読みたい関連記事「柔道」のニュース

次に読みたい関連記事「柔道」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「レスリング」のニュース

次に読みたい関連記事「レスリング」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「空手」のニュース

次に読みたい関連記事「空手」のニュースをもっと見る

新着トピックス

スポーツ総合ニュースアクセスランキング

スポーツ総合ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

スポーツの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

試合結果、選手の裏話、ゴシップ、注目のスポーツイベント情報などスポーツ好き情報をお届け中。