丸亀製麺のうどん県進出1号店が閉店、独走状態に暗雲差す業界事情とは

ラーメン屋や牛丼店に並び、どの街でも見かけるうどんチェーン店。その大手である「丸亀製麺」に新興勢力が迫っている今、今年はその勢力図に変化が起きるかもしれない。

■独走・丸亀製麺に“頭打ち”が始まった!

最初にトレイを持って並び、まずうどんを注文し、天ぷらなどのトッピングを選んでそのままレジで会計をする。今や日本中にある、セルフ式のうどん店だ。その最大手チェーンである「丸亀製麺」の香川県進出1号店(高松市・栗林[りつりん]公園店)が、1月18日に閉店した。

店名に「丸亀」とあるが、丸亀製麺を運営する「トリドール」は、もともと兵庫県の会社。讃岐(さぬき)うどんの本場・香川県でも定着させたかったはずだが、香川県1号店はオープンから3年で幕引きとなってしまった。

閉店の理由を外食ジャーナリストの中村芳平(よしへい)氏は次のように語る。

「やはり値段が高かった。丸亀製麺は、安いといっても釜揚げうどんの並で280円。でも本場の香川県では、釜揚げの並は200円以内が一般的です」

一杯280円でも「高い」のか! 本場、恐るべし。

また、『日本全国絶品うどん図鑑』(生活情報センター)などの著書があるフードジャーナリストのはんつ遠藤氏は、ダシが讃岐風でなかったのが原因だという。

「讃岐うどんのダシはイリコ(煮干し)が直線的に感じられる味ですが、丸亀製麺はカツオやサバなども使った大阪風の上品なダシ。全国展開するためには、そうした味にせざるを得なかったんですが、それが本場・香川では受け入れられなかった」
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