これは肉食女子の新生態かもしれない…。最近、巷(ちまた)にセックスを記録(レコーディング)する女子が増えているというのだ。


彼女たちは、肉体関係があった男の性的評価を「勃起度」「持続度」「テクニック度」などの項目に分けて評価をつけ、それを日記という形で記録する。中にはスマホの写真や動画で行為の内容を記録し続けている猛者もいるほどだ。

しかし、一体なんのためにこの「レコーディングセックス」をしているのか?

「私はオナニーが大好きで、強いこだわりがあるんです。ずばり、オナネタのために記録しています!」

そう語るのは、元・東スポの野球担当記者で数々の大物野球選手を魅了したとウワサのAV女優・澁谷果歩さん。彼女もレコーディングセックスをしている。元記者らしく、その記録はメモ書きだ。


―えっと、もう少し詳しく聞かせてください。

「同じ人をオナネタに使っているとパターン化されてしまい萌えなくなるんです。セックスを記録すると情報が整理されて、記憶に残っている映像が鮮明になるんですよ」

―ふむふむ。

「AVデビューしてからプロアマ含め60人と経験しているんですが、数が増えるとわけがわからなくなるので、いちいち記録してオナネタに活用してます」

ちなみに、彼女のレコーディングメモはすべて英語で書かれている。それはなぜか?

「スタバとか電車の中で書いているからです。実は日本語で書いていると、漢字、平仮名、片仮名って3つあるので読みやすくなってしまうんですよね。
これが英語だとアルファベットだけなのでナニが書いてあるのかわからなくなるので、のぞかれても平気!」

自宅で書けばいいと思うのだが…彼女は首を横に振る。

「男優さんのセックスって挿入から射精までの時間が平気で30分とかあるんで何回もイカされてしまう…それを記録してると、家だとずうっとオ●ニーしちゃう(笑)」

気になるのは記録の中身だ。

「素人男性の場合は(経験)番号、フルネーム、年(西暦)。でも、AV男優さんは細かく書きますね」

AV男優は仕事でまた会う可能性があるので、彼女は絡んだ経験を次に生かすべく詳細に記録するそうだ。

「相手のいいところ、(男性器の)サイズ、プレイの感想も書いてますね。あと…濡れにくい時のことも書いてます。
例えば、『心がつながってないように感じた』『技術に走りすぎてる人だった』とか」

もっとも、澁谷さんは単に仕事熱心ってだけな気も…。こんな女性が増えているなんて、男はうかうかしていられない。より研究と努力が必要なようだ。

(取材・文/黒羽幸宏 撮影/辰巳千恵)

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