その指摘は当たらない? コミュニケーションを遮断する“菅語”とは

安倍首相の右腕として活躍する菅義偉官房長官から生まれた新たなる言語「菅語」が話題だという。

メディアの批判もなんのその、独特の言い回しで相手を煙に巻き、自分のやりたいことを押し通してしまうコミュニケーション術といえる。

そもそも「菅語」とは何か? 提唱者である映画作家の想田和弘(そうだかずひろ)氏に、その発見のきっかけから語ってもらった。

「ある日、菅さんが記者会見でいつものように『その指摘はまったく当たらない』って答えているのを見ていて、突然ひらめいたんですね。ああ、この人、よくこのセリフを使うけれど、これって無敵だなと。一見、答えているように見えて実は何も答えないまま、相手の質問や批判を無力化しちゃうんだって。

その時、思い出したのが子供の頃のこと。道で誰かがウンコとか踏んだ時に『エンガチョ切った』とか『バリア』とか言って結界を切ったでしょ。それさえ言えば、ウンコ踏んだコに触られても汚くない…というやつです。菅さんの決まり文句は、あの『エンガチョ』に似ている。どんなに厳しい質問や批判を受けても、『その批判はまったく当たらない』と言えば、なぜかそれで批判をはね返せてしまう。あの『無敵感』はすごいなと。

そこで、僕は普段、ツイッターなどでいわゆる『ネトウヨ』の人たちにからまれることが多いものですから、彼らからくる『クソリプ』(糞のようなリプライ)に、実験的に『そのような批判はまったく当たらない』と、菅さんと同じ言葉で答えてみた。そしたらこれが想像以上に効果的で、ネトウヨが簡単に撃退できちゃうんですね。一種の『全能感』『快感』を味わいましたよ。
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