週刊プレイボーイ本誌で人気を博した、柳ゆり菜山地まり久松郁実による『週プレ3姉妹』がこの3月でめでたく解散。

その遺伝子を受け継ぎ、新たに結成されたのが「2代目・3姉妹」ーー松永有紗、早乙女ゆう、浅川梨奈という全員17歳の3人。
いずれも女、アイドルとして活躍する現役女子高校生だ。

発売中の『週刊プレイボーイ』18号では早速、その3姉妹のお披露目となるグラビアを掲載! 制服姿だけでなくカラフルな水着を身にまとい、まるで女子のお泊まり会や修学旅行のようなイメージで彼女たちがフレッシュな肢体を弾けさせている。

今回、その中から次女・早乙女ゆうをピックアップ。彼女は中2の時、JUNONガールズコンテストで現事務所のサンズエンタテインメントにスカウトされて、芸能界入り。映画や舞台で活動している注目株だ。

今回の撮影の裏話から自身のエピソードまで、一見、おとなしそうに見える彼女だが、話を聞いてみると、実は…ネクストブレイクが期待される現役JKの素顔とは?

―祝!「2代目・3姉妹」結成!ってことで撮影させていただきましたけど、今回の3人は全員、現役の女子高生なんですよね。


早乙女 そうです。だからすぐ仲良くなっちゃって。今回のロケは楽しかった記憶しかないですね。それこそ誰かの家に行って、お泊まり会したみたいな印象で。

―確かにグラビアを見ても、みんなはしゃいでますよね。「I Love You」って人文字を作ったり、水着を頭にかぶったり(笑)。


早乙女 JKテンションのままというか(笑)。どれもカメラマンさんに言われたわけじゃなくて。全部ノリでやっちゃいました!

―息が合ったと。素晴らしい! しかも全員スタイルいいし。

早乙女 いやいや。びっくりしたのは、なおぽん(浅川梨奈)ですよ! 胸が大きすぎ! 思わず触っちゃいました。
すごく柔らかくてふわっとしてました(笑)。

―さすがのJKテンションです(笑)。それにしてもこのグラビアを見て、早乙女さんって活発なんだーって。実はもっとおとなしいコなのかなと…。

早乙女 喋らないコだと思ってました? でも実際は逆で親に「うるさい」って言われるほどべらべら喋りますね。

―そうなんですね。
ちなみに学校では、愛称なんてあります?

早乙女 普通にゆうとか、ゆうちゃん。あと早乙女なんでオトメとか、トメって呼ばれたり。

―トメ! なんだか明治大正のような(笑)。女子高生ぽくないですね。

早乙女 事務所にはトメ吉って呼ぶ人もいますよ(笑)。


―親しみやすい呼び名です。
ところで芸能界へはどんな経緯で?

早乙女 元々、6歳の頃からモデル事務所に入ってたり、小学校の頃からCMに出たりはしたんですけど、小3の時、映画『パコと魔法の絵本』を観て阿部サダヲさんを好きになっちゃって。女優になれば、会えるかもって思ったんです(笑)。それで演技レッスンを本格的に受けるようになりました。

―不純というか、ある意味、純粋な動機というか(笑)。

早乙女 で、中2でJUNONガールズコンテストを受けて、ベスト30に入ったことで数社の事務所の方に声をかけていただきました。

―それがきっかけと。
でもそれで所属したサンズ・エンタテインメントは巨乳ブームの先駆け・野田義治会長の会社。セクシーな女性も多いし、JKキャラの早乙女さんには意外な気も。

早乙女 コンテストの時は胸も絶壁で(笑)、周りからも一番合わないって言われました。会長が私に興味を持ってくれた理由はわからないけど、私が決めたのは会長を大好きになったからなんです。

―えっ? 野田会長を?

早乙女 コンテスト後、順に面談をしたら何人目かで、めちゃ太い声でいかつい男性が来て。それが野田会長だったんです。で、「事務所に入ったからといってすぐ売れるわけじゃないから」って。

―シビアですね~(苦笑)。いいことしか言わない事務所も多いでしょ?

早乙女 「こういうやり方で売るから」的な話が多かったです。それが返って本音で話してくれてる気がして。それに会長ってオーラがあるじゃないですか。この人だなって直感がして。

―強面(こわもて)の会長に物怖(お)じしないばかりか惚れるとは! その肝の座ってる感じを見抜かれたのかも…。ちなみに学校には行ってるの?

早乙女 ちゃんと行ってますよ。勉強は苦手ですけどね(笑)。

―共学なんでしょ。さぞかし男子からはモテるでしょう?

早乙女 いや~。モテキは去りましたね。あははは。

―モテキの時は、何人くらい告白されたり?

早乙女 覚えてないけど、10人くらいかな(照)。でも中学の時とか本当に恋愛には興味なくて。「気持ちは嬉しいけど今はそういうのいいかなって思ってるので」って全部、断っちゃいました。

―では、どんなタイプが好きなの?

早乙女 年上ですね(きっぱり)。

―やっぱり(笑)。昔から芸能のお仕事してるせいもあるだろうけど。でも中学とか高校で先輩からもモテたんでしょ?

早乙女 ないこともないんですけど、ちょっと上くらいだとなかなかねぇ。昔は学生らしく、年上の先輩と制服ディズニー(ランド)とか行きたいなってずっと憧れてたんですけど。そういう相手はいなかったし、私ももう高3なんで無理で。あーあ(ため息)。

―そりゃ10歳の時、阿部サダヲさんに憧れたり、野田会長が好きってくらいだから(笑)。実際、何歳上がいいの?

早乙女 一番、カッコイイと思うのは30代だけど、現実的にはひと回り上くらいまでですかね。

―17歳で30男に魅力を感じるとは(笑)。ちなみに5月には舞台『23区女子』(演出/冨江洋平)に出演するんですよね。これはどんな内容なんですか?

早乙女 近未来の話で、東京を治めるために23区を代表する18歳の女のコが最後のひとりになるまで戦うってサバイバルアクションです。

―なかなかスリリングですね。で、早乙女さんはどこの代表?

早乙女 私は江東区で、明るく前向きなキャラです。物語の上でもキーパーソンをやらせてもらいます。でも江東区が水没してるって設定でひとりだけ緑のジャージに長靴って格好なんですよ。他のコたちは、みんなカラフルでカワイいセーラー服なのに…。

―自分もおしゃれしたいのに~みたいな?

早乙女 そうそう。最初聞いた時は、え~!、なんで私だけこんな奇抜な衣装なの!? って思ったけど、よくよく考えたら実は超おいしいじゃんって!

―だよね。目立つし、ジャージのコだって覚えやすいもんね。

早乙女 ですよね。だからジャージキャラ、いいかなって思って(笑)。

―ではこれからやってみたいお仕事は?

早乙女 女優として朝ドラとか月9とか出れるようになりたいけど、一番は宮藤官九郎さん脚本の作品で阿部サダヲさんと共演することですね。

―やっぱり阿部さんですか(笑)。宮藤さんの作品でないとダメなの?

早乙女 ふたり一緒だと絶対に面白いじゃないですか! 私、ぶっ飛んでるのが好きなんですよ。それこそコメディとかホラーとかどんどんやってみたいし。

―それもジャージキャラとか(笑)。グラビアでもまた新・3姉妹の撮影がありそうですよ。

早乙女 そっちももちろんやっていきたいです! 今回の3人ならどんな撮影でも楽しくやれそうだし。そういえば前の3姉妹の撮影で遊園地に行ってた回がありましたよね。私、絶叫系が大好きなんで、乗って撮りたいです! 現役JKらしくテンション上げてわいわいいきたいですね(笑)。


■「2代目・週プレ3姉妹」と早乙女ゆうのグラビアが掲載されている『週刊プレイボーイ』18号(4月18日発売)は絶賛発売中!

(取材・文/大野智己、撮影/佐藤裕之、関根弘康〈早乙女ゆう〉)

■早乙女ゆう(SAOTOME YU)


1999年2月27日生まれ 東京都出身 身長153cm 血液型=O型


○出演舞台『23区女子』が5月27日(金)~30日(月)に東京の座・高円寺2にて上演予定。詳細は公式Twitter【@saotome_yu】 公式ブログにてhttp://ameblo.jp/yu-saotome/

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