うなぎを擬人化した水着姿の少女に批判殺到! PR動画“大炎上騒動”は確信犯なのか

この担当者は、むしろ「意図的に炎上させられたんじゃないか」とも言う。

「Youtubeにもアップし、閲覧者が自由に書き込みできる設定にしていたのですが、そこを注目して見ていると、早い段階で“イレギュラー”な書き込みが相次いだんです。1分間に10個くらいのペースで連続的に…」

確かに、Youtube上で確認すると、『頭がおかしい!狂ってる!』『スク水(´д`;)ハァハァ』といった書き込みが多数残っている。

「ネット上には個人で複数アカウントを取得する等して、意図的にページを炎上させるグループが存在するようです。この動画に書き込まれた内容やその頻度を見ると、そうしたグループに炎上させられてしまったのではないかと疑ってしまいます」

だが、“炎上リスク”を想定していたなら、制作段階でそれを回避する手を打つこともできたはず…。地方行政に詳しい社会貢献推進国際機構の児玉克哉氏はこう話す。

「そもそも今回の騒動の背景には、ふるさと納税制度の歪(ゆが)みがあります。最近は自治体間での寄付金獲得競争が過熱し、商品券や家電等、地域とは関係のない過度な返礼品を用意して寄付者を釣ろうとする傾向が強まっています。その様相は地域振興というより、もはやビジネス。もうなりふりかまわないといった印象ですね」

そこに制度の“怪しさ”があるから、ネットで炎上しやすい土壌があったとも言える。

「志布志市の場合、ウナギの返礼品が人気とはいえ、他の自治体も同様の品を数多く出しています。今年度の寄付目標額(20億円)達成に向けて、業者から上がってきた過激なPR動画を“独自性を打ち出すチャンス”と捉え、そのまま公開してしまったのでしょう

自治体は過度な特典やプロモーションで寄付金獲得に奔走するのではなく、まずは地域の街づくりプランを明確にし、それに対する“応援団”として寄付金が集まるという本来の目的に立ち返るべきだと思います」(児玉氏)

結果、こうして話題となることで認知度は上がったとしても、ネガティブ要素は少なくないわけで…。いちいち、道徳的に非難が殺到する世知辛さはいかがなものかだが、損得の皮算用としても、もっと慎重さはあって然るべきはずだ。

(取材・文/週プレNews編集部)

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