抜群の演技力でいわずとしれた実力派女優の二階堂ふみが『週刊プレイボーイ』43号でセクシーなバニー姿を披露し、大きな反響を呼んでいる。

「二階堂ふみがバニーガールになった!」というだけでも衝撃的だが、さらに発売日当日の8日には都内の書店でこっそり「ゲリラサイン会」も敢行!

午前中に降っていた雨も止み、賑(にぎ)わう渋谷の「SHIBUYA TSUTAYA」。
まずは早速、本誌が陳列された棚へ向かい、たまたま居合わせたファンの男性と会話をしながら、表紙や中面のグラビアページに次々とサイン。突然の出来事にファンも驚いた様子だ。

「二階堂さんがすごい好きで、週プレを買いに来てたんですけど、本人を見かけて本当に心臓がバクバクしてます。いきなり隣にいたから、いけないことしちゃったのかなって思っちゃいました。(生で見ても)めっちゃくちゃ可愛いですね。匂いが違います。
ふわっときました」


続いては神保町の「書泉グランデ」。やはり書店に来ると漫画が気になるようで、黙々とサインをし終えるや「漫画ってどこですか?」と漫画専門コーナーへ。大量の漫画を抱えて店舗を後にしたが「いつも、これぐらい買っちゃうんですよ」と満足気。


そして最後に訪れたのは秋葉原の「書泉ブックタワー」。この日、開催されていたアイドルイベントが気になるようでチラリと覗き見。「ああいう盛り上がり方っていいですよね。
私も中に混じって掛け声とかやってみたい(笑)」とこぼしながら、棚に積まれた本誌表紙にサインを入れた。


告知もなく、突然、お忍びで行なわれた今回の「ゲリラサイン会」。実は二階堂からの提案だったそう。そこで敢行した理由などを聞いてみた。


二階堂 特に意味はないんですけど、たまたま休みだったんで、なんか落書きしに行こうかなって。自分が表紙だからいいのかなっていうイタズラ心です(笑)。


―軽いノリという感じですか?

二階堂 そうです、そうです。フラッと来て、シャシャって書いて、たまたまそこにいる方がいらっしゃったら、その方の名前も入れちゃえればいいのかなって。

―渋谷ではちょうど本誌を手に取っていた方がいましたね。ものすごく喜んでいました。

二階堂 あ、本当ですか! なんか素敵な青年でしたね。そういう方に読んでいただけてると思うと、すごい嬉しいなって思います。
サイン会も一回しかしたことないですし、直接会う機会はなかなかないので。それに私目当てに買う人がいるのかな、どうなのかなみたいな気持ちでしたので、ちょっとでも手にしていただければ嬉しいです。

―先日、インスタグラムでバニーガール姿をアップされた時は「お尻がいい!」と話題になってましたよ。

二階堂 嬉しいですよね。なかなかバニーガールの格好をする役者さんもいらっしゃらないからですかね。でも、女性の方にもいいなって言ってもらえるのはありがたいですね。


―本誌のグラビアでは、バニーガール以外にも旅行に密着させていただいたりと見応えのあるものになっていますが、どんなところを見てもらいとかありますか?

二階堂 バニーでちょっとエッジの効いたものに見せつつも、ものすごく等身大の22歳の私みたいなものがふんだんに詰まっているかなと思います。旅行の写真もいろいろなものを自分の中で吸収している時だったので、その時にしか撮れない写真が撮れたかな。これ(サイン本)が、何十年後とかにプレミアついたらいいですね(笑)。それくらいの人になりたいです。

―週プレが50周年を迎えるにあたって作った『週刊プレイボーイ創刊50周年記念出版「熱狂」』(以下、『熱狂』)でも写真を使わせていただいたんですが、もう見られましたか?

二階堂 まだです。(『熱狂』をめくりながら)うわぁーすごい! いやー、かわいいー!! うわぁー、かわいい! 結局、皆さんかわいいんですよねー。
出てるグラビアの方々、みんな素敵ですよね。うわっ、デビット・ボウイが布袋(寅泰)さんと対談してる(笑)。山下達郎vs志村けんとか、夢のバトルじゃないですか(笑)。

―表紙とかも現在とは全く違って昭和感がありますよね。

二階堂 普通に売られてたっていうのがすごいですよ、だって買う人がいたんですもんね。センスありすぎだな。また戻ってきてください、プレイボーイ! 50周年ですから、攻めて行っていただいて。表紙ももう文字書かなくていいですよ、プレイボーイだけで(笑)。

―アドバイスまでありがとうございます! 今日は本当におつかれさまでした!


 ◆山手線渋谷駅ホームなど、都内21ヵ所で『週刊プレイボーイ』50周年記念「二階堂バニー」のビルボードを展開中!

(取材・文/鯨井隆正 撮影/熊谷直子)

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