“日本一かわいい女子高生”として話題を呼び、若手女優として期待をかけられているのが、永井理子だ。

彼女は現在、通信制の高校に通う19歳。
2016年、全国女子高生ミスコンで初代グランプリを獲得。全国64万人の女子高生の頂点に立った。その後、『テラスハウス』にも出演、注目を集めている。

発売中の『週刊プレイボーイ』10号ではグラビアページに登場。撮影のテーマは「卒業」。この3月に高校を卒業するタイミングと合わせ、メモリアルなアルバムのような体裁の中、パステル調の水着やセーラー服、スクール水着などに着替え、明るく健康的な魅力を存分に見せている。


現在は初主演となる舞台『帰還~超一流の幸福術~』(2月24日~26日/東京・荻窪小劇場)の稽古に励んでいるという彼女を直撃。今回のグラビアの感想から、その舞台への意気込みまでを聞いた。

―“日本一かわいい女子高生”と呼ばれてますけど、こうしてお会いしても本当に魅力的ですね!

永井 いやいや。いまだに私でいいのかなって思っています。でもおかげでこうして出させていただいて。ありがたいです!

―今年3月に高校を卒業ということで、今回は卒業アルバムのようなイメージで。


永井 そんな感じですね。特にセーラー服を着られたのが嬉しくて。ずっと憧れていたんですけど、今は通信制の高校だし、もう着られないと思っていたので、すごくいい記念になりました。

―セーラー服以外に気に入ってるカットはあります?

永井 ラストページのスク水(スクール水着)のカットです。撮影とはいえプールに入るのが嬉しくて。素で楽しんじゃいました。
撮影の後には、プールに飛び込ませてもらいました(笑)。

―元気いっぱいですね~。自分のチャームポントはどこですか?

永井 右目の下のホクロです。ここ、恋ぼくろって言うらしいんですよ(笑)。ちゃんと写真に映ってよかったです。

―あははは。
もうホクロから目が離せなくなりますよ。ところで永井さんは「女子高生ミスコン」にはどうして応募することに?

永井 昔からモデルに憧れていたんです。これに出て、いい成績を残せば、夢が叶うんじゃないかと思って。

―このミスコンって、選考過程をリアルタイムで見せながら8ヵ月にわたってやったんですよね。

永井 はい。審査も7次まであって、最後の3ヵ月は合宿もあるんです。
審査のたび、通りますように!って、ドキドキしていましたね。





















―グランプリを獲った時はさぞかし嬉しかったでしょう?

永井 嬉しいのももちろんありますけど、ホッとしました。出場者のみんなとも友達になったのでピリピリした雰囲気はなかったんです。だからグランプリの時もほのぼのとした感じです。

―その後、すぐに「テラスハウス」が始まりましたよね。

永井 ミスコンの関係者の方から「メンバー募集やってるので面接に行ってみたら?」って教えていただいて、受賞の翌日に行ったんです。
そしたら、帰り道に「合格だから戻ってきて」って電話がかかってきて。それですぐ、「東京に来て、テラスハウスに住んでくれないか」って。

―帰り道で! 急すぎない?

永井 考える余裕もなかったです。でも友達やお母さんに相談したら、みんな背中を押してくれて。結局、やることに決めました。

―「テラスハウス」はみんな年上でしょ。不安だったのでは?

永井 不安しかなかったです。私、ひとりっ子で、お母さんとふたり暮らしだったから、たくさんの人と一緒に生活するなんて想像できなかったし。それに地元の友達とも会えないでしょ。でも皆さん、いい方ばかりで、何を相談してもいいアドバイスをくれるんです。

―例えば、どんなことを相談したの?

永井 初めてのグラビアは「テラスハウス」の時にお話をいただいたんです。相談したらみんな、自分のことのように考えてくれて。

―どんな声が多かったの?

永井 5人中、4人が賛成でした。反対したひとりはみんなに「リコの可能性を潰すのか?」みたいに責められたりして(笑)。自分自身も最初は抵抗があったけど、みんなに背中を押されてやってみたらすごい達成感があって。

―永井さん自身もグラビアは最初、抵抗があったんですね。

永井 ありました。グラビアに限らないけど、それまで私、自分がこうと決めたことに縛られていたことが多くて。でもみんなの意見を聞いて、新しいことに挑戦することの面白さ、前に踏み出す大切さを知りましたね。

―なんだか大人っぽいですね。『テラスハウス』に出て、年上に囲まれたのがよかったのかな。

永井 それはありますね。メンバーとは今もプライベートでよく会っていますし、自分の中では本当に大きいです。



―2月24日からは初の主演舞台『帰還~超一流の幸福術~』も控えています。どんな内容ですか?

永井 3週間、消息不明だったアイドルが戻ってくるんです。で、騒動となる中、そのコが周りを翻弄(ほんろう)して騒ぎを大きくしていくという話です。

―そのアイドルを演じると。ひと筋縄ではいかない役みたいだし、難しいんじゃ…?

永井 すごく純粋なコで悪気もないから、知らずに人を傷つけてしまう役で。きつい内容のセリフも明るく聞こえるようトーンに気を使ったり、演技も大変です。言われたことをメモしていたら、あっという間にノートがぎっしり埋まりましたもん。

―初主演ってことでプレッシャーもかなり?

永井 でもそれを力にしなきゃいけないですから。とにかく今は必死に稽古していますよ。長い時は1日10時間やる時もあるし。

―ますますすごいなぁ。必見ですね。あとプライベートも少し聞きたいんだけど…今一番したいことは?

永井 旅行です。お母さんを温泉に連れていってあげたくて。箱根とか熱海とか行きたいですね。

―箱根に熱海!って、温泉地としては有名だけど、19歳の永井さんの口から出るとすごく新鮮ですね。では好きな男性のタイプは?

永井 面白い人がいいですね。

―イケメンがいいとかは特にない?

永井 カッコいいにこしたことはないけど(笑)、でも結局は一緒にいて楽しいかどうかですからね。あと親を大事にする人ですね。

―好きになったら、ベタベタしたりする感じとか。

永井 いやしないですよ(笑)。でも洋服とか買いに行って「この服、似合いそう」とか、普段から考えることは多いと思うけど。

―なんか大人びてるねー。

永井 見た目に比べて、キャピキャピしたキャラじゃないんです。だから逆に周りが面白がってくれるんだと思うけど。

―じゃあ、理想のデートは??

永井 ディズニー(ランド)でペアルックしたいです。

―そこは高校生っぽくて安心ですね(笑)。では最後に今後の目標を!

永井 女優のお仕事を頑張りたいです。お芝居の勉強ももっとしたいし、TVや映画にも出たいです。

―今後の目標はありますか?

永井 渋谷とか、大きな駅に飾られる広告とかに出られるようになるのが目標ですね。

―たくさんの人に見られたいってこと?

永井 そうですね。ついつい気になって見ちゃうじゃないですか。いろんな人に「あのコ、誰?」って。気にかけてもられる存在になれるよう頑張っていきたいですね。

●永井理子のグラビアが掲載されている『週刊プレイボーイ』10号(2月20日発売)もチェック!

(取材・文/大野智己、撮影/関根和弘、取材撮影/武田敏将)



■永井理子(NAGAI RIKO)









1997年12月21日生まれ 愛知県出身 趣味=ジムに行く 特技=自撮り ○全国女子高生ミスコン2015-2016グランプリ。『テラスハウス』(Netflix・フジテレビ系)東京編にも出演。初主演舞台『帰還~超一流の幸福術~』が2月24日~26日まで東京・荻窪小劇場で公演予定。オフィシャルTwitter【@riko_1221】オフィシャルInstagram【@riko_1221】

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