これまで「てんや」の独壇場だった天丼チェーン業界に戦いが勃発ーー。

関西を中心に展開する「さん天」とセブン&アイ・フードシステムズが運営する「満天丼」(「まん天丼」表記の店も)。
1号店のオープンはそれぞれ2012年と14年という新興勢力の登場である。

「かつて牛丼も『吉野家』の独壇場でしたが、BSE騒動をきっかけに『すき家』と『松屋』が台頭しました。そんな引き金こそありませんが、両社とも『天丼市場は参入の余地あり』とようやく気づいたのではないでしょうか?

商品単品で食べる牛丼と違い、好きな天ぷらを追加して食べる人が多いのが天丼チェーンの特徴です。つまり、天丼自体は400円前後と安くても客単価は上がる。カレーの『ココイチ』などと同じで、カスタマイズで成功しているのです」(B級グルメ探極家・柳生九兵衛氏)

「時代にマッチした天丼チェーンは今後さらに店舗数が増えるはず」と柳生氏。てんやの優位はしばらく動かないだろうが、うかうかはしていられなそうだ。


(取材・文/井出尚志 渡辺雅史 高山 恵[リーゼント])

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