改造内閣発足で考える、なぜ大臣になると政治家は劣化するのか?

改造内閣発足で考える、なぜ大臣になると政治家は劣化するのか?
週刊プレイボーイ本誌で『政界斬鉄剣!!!』を連載中の池田氏
安倍改造内閣が発足した――。

でも、かつてはキラキラしていた稲田朋美氏も、ギラギラしていたヤンキー先生もそうだったように、大いに期待を集めた人たちが、当選回数を重ねて大臣になる頃には(義家弘介氏は副大臣だが)、精気も覇気も感じられない政治家に仕上がってしまう様を何度も目にしてきた。一体、それはなぜ?

そんな素朴な疑問を、『週刊プレイボーイ』本誌で『政界斬鉄剣!!!』を連載し、政官界の舞台裏を知り尽くす元大臣秘書官の政治評論家、池田和隆氏がわかりやすく解説。なんと「彼らは勉強熱心であるがゆえに劣化する」というのだ…。

* * *

池田「内閣改造が行なわれましたね。多少の期待感があっても確実に裏切られるでしょう。どんなに有望視された政治家でも、大臣や党の幹部を歴任していくうちに目がよどみ、キレのない印象に仕上がっていく。その原因は閣僚の選び方にあります。よく『閣僚人事は総理の専権事項』だといわれますが、実際には官僚がすべてやっています。ここ50年以上、本当に自分で人事をやった首相小泉純一郎さんくらいです」

そうなの!?

池田「“閣僚の身体検査”という言葉がよく使われますが、首相個人には調査能力がありません。調査をするのは官僚です。各省庁から、役所にとって都合がいい議員がリストアップされるのです。その人事を取りまとめているのが事務方(官僚上がり)の官房副長官です。現在は杉田和博氏が務めている。官房副長官には、省庁のトップである事務次官経験者が基本的に就任します。彼らは政治家ではないので内閣改造が行なわれても留任するケースが多く、絶大な影響力を持つ陰の実力者なのです」

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