華麗な飛び技で知られる"飛翔天女"は、なんとプライベートでは大型自動二輪免許を所持し、アメリカンバイク界の王者とも言うべきハーレーダビッドソンを駆る"バイク愛"溢れるライダーでもあったのだ。
アメリカのプロレス専門誌『レスリング・オブザーバー』で年間ベストバウトに選ばれたこともあるレジェンドの愛車ライフとは一体どんなものなのか? もしやアメリカン・ニューシネマの代名詞的存在『イージー・ライダー』ばりに、破滅へのハイウェイをぶっ飛ばしているのでは!?
そこで、11月3日に行なわれる「デビュー30周年記念興行」で現役生活に終止符を打つことが発表され、今後の動きも気になる彼女を直撃。バイクに乗り始めたきっかけから引退後のことまでガッツリお聞きした! リング上の強すぎる姿からは思いもよらない素顔の豊田真奈美が明らかに?
-そもそも、なぜバイクに乗ろうと思ったんですか?
豊田 友達にツーリングに連れて行ってもらったことがきっかけですね。バイクの後ろに乗っけてもらったんですけど、10何台で行ったそのツーリングがすごく楽しくて「自分で運転したら、もっと楽しいんだろうな」って思うようになったんですよ。
-それまでは特に興味はなかった?
豊田 いえ、昔からハーレー好きな友達もいたので、乗ってみたいと思ったことはありましたけど、現実的には考えられなくて。とにかく全女(全日本女子プロレス)にいた当時はスケジュールが忙しすぎて、免許を取りに行く時間もなかったので原付の免許しか持ってなかったんですよ(笑)。私は一生、車の免許を取ることはないんだろうなと思っていたんですけど、40歳過ぎて余裕も出てきたし、いろんなことに挑戦していきたいなと思って。